『ウィッチャー3』の元開発者らが手がける吸血鬼オープンワールドRPG『The Blood of Dawnwalker』。日本ではバンダイナムコから発売されることもあり、「音声も日本語なのか」を発売前に知りたい人が多いはずです。
日本語吹き替えはありません。日本語は字幕・テキストでの対応です。根拠はSteamストアの対応言語表で、フル音声(吹き替え)が用意されるのは英語など6言語。日本語はそこに入っていません(2026年9月28日に再取得して確認)。
では、買うか見送るか。分かれ目は2つです。
- 字幕を読み続けられるか。会話と選択で物語が分岐する、テキスト量の多いRPGです。移動中や戦闘中も字幕が流れるので、「ながら聞き」で物語を追いたい人には向きません
- 遊ぶなら、PCか家庭用機か。吹き替えの有無では差が付きません。分かれ目は動作要件のほうで、VRAM 6GBとSSDに届かない場合か、テレビとパッドで離れて字幕を読みたい場合に家庭用機が選択肢になります
どちらも、この下で根拠を出します。先に結論だけ要るなら、ここまでで足ります。
★「規制」を調べて来た場合は、この記事ではありません。日本語版で描写に手が入っている点(性表現と暴力・グロテスク表現の2系統)は、公式の告知を項目ごとに分解した『The Blood of Dawnwalker』日本語版の規制は性表現と暴力表現の2系統にまとめています。この記事が扱うのは音声と字幕の言語だけです。
どんなゲームか
The Blood of Dawnwalker
14世紀ヨーロッパを舞台にしたオープンワールドのダークファンタジーRPG。昼は人間、夜は吸血鬼として生きる主人公コーエンが、家族を救うために戦う。『ウィッチャー3』の元開発者が設立したRebel Wolvesの第1作。
全15言語の音声・字幕対応一覧
Steamストアページの「対応言語」欄を、フル音声の有無で並べ直した表です。ストアの表記では、言語名に「*」が付いているものがフル音声対応を意味します。
| 言語 | テキスト(字幕・UI) | フル音声(吹き替え) | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 英語 | ○ | ○ | ストア対応言語表(*付き) |
| フランス語 | ○ | ○ | ストア対応言語表(*付き) |
| イタリア語 | ○ | ○ | ストア対応言語表(*付き) |
| ドイツ語 | ○ | ○ | ストア対応言語表(*付き) |
| スペイン語(スペイン) | ○ | ○ | ストア対応言語表(*付き) |
| ポーランド語 | ○ | ○ | ストア対応言語表(*付き) |
| トルコ語 | ○ | ✕ | ★ストア対応言語表(2026-09-28時点で*なし。下記) |
| 日本語 | ○ | ✕ | ストア対応言語表(*なし) |
| 韓国語 | ○ | ✕ | ストア対応言語表(*なし) |
| チェコ語 | ○ | ✕ | ストア対応言語表(*なし) |
| ハンガリー語 | ○ | ✕ | ストア対応言語表(*なし) |
| ポルトガル語(ブラジル) | ○ | ✕ | ストア対応言語表(*なし) |
| スペイン語(ラテンアメリカ) | ○ | ✕ | ストア対応言語表(*なし) |
| 中国語(簡体字) | ○ | ✕ | ストア対応言語表(*なし) |
| 中国語(繁体字) | ○ | ✕ | ストア対応言語表(*なし) |
テキスト列の○は「ストアの対応言語に掲載されている」ことを根拠にしています。言語ごとの字幕・インターフェースの内訳はストアの言語表で確認できます。開発元のRebel Wolvesはポーランドのスタジオなので、ポーランド語がフル音声側に入っているのが目を引きます。
★トルコ語について訂正します。2026年9月28日に対応言語表を取り直したところ、トルコ語にフル音声の印(*)が付いていませんでした。当サイトが2026年8月29日に確認した時点では付いていたと記録していたので、フル音声は7言語ではなく6言語になります。ストアの表記が変わったのか、当サイトの読み取りが誤っていたのかは、過去の表記を保存していないため判別できません。現時点の表記に合わせて6言語としています(英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語(スペイン)・ポーランド語)。日本語が入らないという結論は変わりません。
なお、日本語公式サイト(バンダイナムコ)の商品情報ページにも音声言語の記載はありませんでした(2026年8月29日確認)。現時点で「日本語ボイスあり」と書いている情報源があれば、それは根拠のない記述です。
字幕でどこまで遊べるか
本作は昼は人間・夜は吸血鬼として生きる主人公コーエンの物語で、会話と選択が物語を分岐させる作りです。つまりテキスト量の多い、字幕を読み続けるタイプのRPGになります。
- メニュー・アイテム・クエスト文などのインターフェースは日本語で表示されます
- 会話は英語などの音声+日本語字幕で進みます
- 国内パッケージ版の特典「ワールド・コンペンディウム」(設定資料)は英語版のみと公式サイトに明記されています。ここは日本語化されません
『ウィッチャー3』が日本語吹き替えだったので同じ体験を期待しがちですが、本作は字幕前提です。移動中や戦闘中に会話が飛び交う場面では、字幕を追う負荷が吹き替え作品より高くなります。「ながら聞き」で物語を追いたい人は、そこを織り込んで買う判断をしてください。
発売日・エディション・価格
| 項目 | 内容 | 根拠 |
|---|---|---|
| Steam版発売日 | 2026年9月2日 | Steamストア表記 |
| Steam価格 | ¥9,790(割引なし) | Steamストア表記(2026-09-28に再確認) |
| 対応機種 | PC(Steam) / PS5 / Xbox Series X|S | 日本語公式サイト |
| DL版通常 | 8,900円+税 | 日本語公式サイト |
| DL版Eclipse Edition | 9,900円+税 | 日本語公式サイト |
| パッケージ特装版 | 31,800円+税 | 日本語公式サイト |
PC版の動作要件は別記事で判定表にしています。最低GTX 1060とありますがVRAM 6GBとSSDが実質の足切りです。
PCで買うか、家庭用機で買うか
先に書いておくと、機種を変えても日本語音声は付きません。公式サイトのPS5版商品情報にも音声言語の記載はなく、収録言語はSteam版と同じです。「吹き替えで遊びたいから家庭用版にする」という乗り換えは成立しません。
そのうえで、機種を選ぶ理由が残るのは次の場合です。
- PCの動作要件に届かない。本作はVRAM 6GBとSSDが実質の足切りで、判定は動作環境の記事にまとめています
- コントローラーとテレビの大画面で、字幕を離れた距離から読みたい
- 手元に残る形で買いたい。国内パッケージ版には設定資料集の特典が付きます(冊子は英語版のみ)
逆に、字幕を読む距離やMOD・セールを考えるとPC版のほうが向いています。吹き替えの有無は判断材料になりません。ここは機種ではなく、遊ぶ環境で決めてください。
PCの要件に届かない場合も、本体ごと買い替えるとは限りません。本作の足切りはVRAM 6GBとSSDで、CPUやメモリが足りているならグラフィックボードの交換だけで届くことがあります。手持ちのGPUで動くかは推奨スペックの判定で確認できます。
交換で足りるかを見るときは、電源容量・補助電源コネクタの本数・ケースに収まる長さの3点を先に確認してください。ここが合っていないと、性能に関係なく取り付けられません。
発売後に音声対応が変わったときの確認方法
日本語音声が後日アップデートで追加される作品もあります(『紅の砂漠』のような例)。確認手順は2つだけです。
- Steamストアページの「対応言語」表を開き、日本語の行のフル音声の列にチェックが付いたかを見る
- ストアページの「ニュース」欄で、ローカライズ関連のアップデート告知を確認する
音声対応の見方そのものはSteamで日本語音声対応を確認する方法に、字幕・UIを含む対応区分の読み方はSteamの日本語対応の見分け方にまとめてあります。同じ「発売前に日本語音声を確定した」例として『紅の砂漠』の日本語音声の記事も参考になります。
同じ質問を、他の作品でも
「音声まで日本語か」はストアの表記が紛らわしく、作品ごとに答えが違います。当サイトで対応言語表から確認したものを並べます。
- 日本語音声で遊べるSteamゲーム一覧 — 吹き替えがある作品のほうをまとめています。字幕を読まずに遊びたいならここから
- 『Gears of War: E-Day』 — 日本語吹き替えあり。同シリーズ内でも作品ごとにUI・字幕・音声の対応が割れています
- 『WARDOGS』 — 字幕は対応、フル音声は英語とウクライナ語だけ。本作と同じ形です
- Steam版『バイオハザード6』 — 日本語音声は無く、字幕のみ。「日本語音声MOD」の正体は字幕の書き起こしでした
- 『SILENT HILL: Townfall』 — Steamの言語表記と公式発表が食い違っている作品。発売前に見るときの注意点
よくある質問
Q. 日本語吹き替えは本当にありませんか?
2026年9月28日に再取得したSteamストアの対応言語表でも、日本語にフル音声の表記がありません。フル音声は英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語(スペイン)・ポーランド語の6言語です(★2026年8月29日時点の当サイトの記録ではトルコ語も入れて7言語としていました。経緯は上の対応表の注記に書いています)。今後変わる場合はストアの同じ表に反映されます。
Q. 日本語版だけ発売日が違いますか?
Steam版は2026年9月2日です。国内向けの表記では9月3日と書かれることがありますが、これは時差によるもので、別のバージョンがあるわけではありません。
Q. PS5版なら日本語音声が入りますか?
プラットフォームで音声収録が変わることは通常ありません。公式サイトのPS5版商品情報にも日本語音声の記載はありませんでした。
Q. 日本語版に表現規制はありますか?
この記事では判定していません。公式が告知した変更点は別記事に整理しています → 日本語版の規制は性表現と暴力表現の2系統。この記事で扱っているのは音声と字幕の言語だけです。
Q. 字幕が苦手なので迷っています。
会話量の多いRPGなので、字幕負荷は小さくありません。まず発売後のレビューで「字幕の質」への言及を確認してから買うのが安全です。返金制度(2時間以内)も使えます。






