結論から書くと、『LOCKDOWN Protocol』はSteamの表記で1〜16人・¥1,200・日本語はインターフェース/字幕/音声のすべてに対応です(2026年9月3日確認)。ただし「何人集まれば遊びになるか」は別の話で、反逆者(Dissident)を1人置いて人狼として成立するのは4人から、2人置いて面白くなるのは6人からというのが、開発元の想定人数と掲示板の回答から引ける線です。

もう1つ、Among Usのつもりで入ると戸惑う点があります。このゲームには会議も投票も追放もありません。怪しい相手はその場で殴るか撃つかで排除し、間違っていれば味方を減らしただけになります。この記事は攻略には触れず、人数別の反逆者の数と成立可否、ルールの流れ、日本語対応の範囲、必要スペックだけを整理します。

👥1〜16人(通常8人・16人は設定で解放)
🗣️日本語: UI・字幕・音声すべて対応
💴¥1,200(1人1本・ホストが部屋を立てる)
🚫会議・投票なし。疑ったら直接排除

どんなゲームか(3行)

一人称視点のソーシャル推理ゲームで、開発・販売は小規模スタジオのMirage Creative Lab。大半のプレイヤーは「従業員」として制限時間内に共通の作業リストを片付け、少数の「反逆者」は正体を隠したまま作業を妨害し、時間切れに追い込めば勝ちです。2024年7月22日に早期アクセスで出て、2025年11月18日に1.0になりました。

LOCKDOWN Protocol のプレイ画面

LOCKDOWN Protocol

アクション カジュアル 1〜16人 日本語対応

一人称視点のソーシャル推理ゲーム。従業員は制限時間内に共通の作業を終わらせ、少数の反逆者(Dissident)が正体を隠して妨害する。会議や投票は無く、疑った相手はその場で排除する。1〜16人、日本語はフル音声まで対応。

LOCKDOWN Protocol のプレイ画面 1LOCKDOWN Protocol のプレイ画面 2LOCKDOWN Protocol のプレイ画面 3

人数別の反逆者の数と成立可否

反逆者の人数はゲームが自動で決めるのではなく、ホストがセッション設定で決めます(固定値か「0〜2人」のような幅を指定する方式。Steam掲示板の回答より)。なので下の表の「traitors」は仕様値ではなく、開発元の想定人数と掲示板で繰り返し出てくる目安です。「viable(成立するか)」は、反逆者が居ても居なくても遊びとして回るかどうかで判定しました。

players(人数)traitors(反逆者の目安)viable(成立するか)evidence(根拠)
3人0〜1(1だと崩れやすい)△ 遊べるが推理にならない。作業が多いと反逆者は1人殺せば勝ち、少ないと「全員殴れば安全」になるSteam掲示板「3人でのプレイ感は?」のベストアンサー(2024年9月)。開発元サイトの想定は「3〜8人」
4〜5人1○ 人狼として成立する最小ライン。作業量は少なめに設定するSteam掲示板「理想の人数は? 4〜5人でも回る?」の回答「4〜5人なら反逆者1人、作業を減らす」(2024年10月)
6〜8人2◎ 開発元の想定上限8人。反逆者2人+標準設定が「作業を覚えた人の満員部屋」の定番開発元サイトの想定「3〜8人」。掲示板「満員部屋の設定」の回答「反逆者2+デフォルト設定」(2024年8月)。0.13.0以前はロビー上限8人
9〜12人2(3にするかは部屋次第)○ 遊べる。ただし公式に9人以上の目安は無く、部屋ごとの調整が要る0.13.0(2025年9月)で上限16人に解放。同告知に「小規模チームでは16人を十分に検証できていない」
13〜16人2〜3(上限値は未確認)△ 動くが公式は未検証と明言。マイク周りの不具合報告を求めている段階0.13.0告知「16人での問題、特にマイク関連は報告してほしい」。同時に上限8人超の不具合を0.13.1で修正

16人で遊ぶには条件があります。0.13.0(2025年9月8日)の告知によると、ロビー作成前に「プレイヤーカラーの重複を許可」をオンにすると上限を16人まで上げられる仕様で、色で人を見分ける前提が崩れる代わりに人数を取る形です。人数を決める前に、まず何人分のマイクがそろうかで考えてください。同じ「人数で選ぶ」軸の協力ホラーは「協力ホラーを人数別に選ぶ」、8人以上で遊べるパーティーゲームは「8人で遊べるSteamのパーティーゲーム」にまとめています。

ルールの流れ: 作業→妨害→疑い→その場で排除

Among Usの「会議→投票→追放」に当たる段階がありません。1ラウンドの流れは次の通りです。

1ラウンドの流れ(標準設定で8分)
  1. ロビーでホストが設定 反逆者の数・作業量・制限時間(標準8分、最長20分)・武器やアラームの有無
  2. ラウンド開始。役職は本人にだけ通知 反逆者同士はお互いを認識できる。他は全員同じ見た目・同じ操作
  3. 従業員は共通の作業リストを消化 フィルター交換・圧力調整・配達など。手順は動画チュートリアル付き
  4. 反逆者は妨害する 必要な部品を隠す・作業を遅らせる・嘘の情報を流す・誰かを殺す
  5. 疑ったらその場で排除 会議も投票も無い。殴るか撃つかで倒す。間違えれば味方が減るだけ
  6. 決着 時間内に作業を全部終えれば従業員の勝ち。時間切れか従業員全滅で反逆者の勝ち

死んだプレイヤーは幽霊になって観戦します(退出はされません)。医務室の除細動器を電池で満充電すると蘇生もできます(0.7.0で追加)。レビューには「終わっても誰が反逆者だったか分からないまま」という不満も付いており、結果を確かめたければ部屋の中で答え合わせをする遊び方になります。

このルールの結果、会話が全部です。作業中の位置・誰と一緒にいたか・部品が消えた時に近くに誰がいたか、それを近接ボイスチャットで突き合わせて疑いを固めます。マイクなしでも作業はできますが、疑う側にも疑われる側にも回れないので、部屋に1人だけマイク無しが混ざる形が現実的な下限です。

日本語対応の範囲(ストア表記で)

Steamの対応言語欄で、日本語はインターフェース・字幕・フル音声のすべてに対応です(2026年9月3日確認)。フル音声対応は英語・フランス語・スペイン語(スペイン/ラテンアメリカ)・簡体字中国語・日本語・ポルトガル語(ブラジル/ポルトガル)・ロシア語の9言語で、日本語は「後から追加された」枠ではなく1.0時点で他言語と同列です。

とはいえ、このゲームの「音声」はチュートリアルやアナウンスの類で、遊びの中身はプレイヤー同士のボイスチャットです。日本語対応が効くのは作業の説明と設定画面の読みやすさで、日本語の部屋を探すのは別の問題になります。Steamの日本語レビューは2026年9月3日時点で9件(うち8件が好評)で、全言語の19,885件と比べると国内プレイヤーはまだ少数です。日本語で回すなら、公開ロビーに入るより身内で4人以上そろえるのが前提になります。

必要スペックは軽い(GTX 1050)

Steamの最低要件は、Windows 10・Core i3-4150またはRyzen 3 1200・メモリ2GB・GTX 1050・容量2GBです。推奨要件の記載はありません。10年近く前のデスクトップやゲーミング用でないノートでも動く数字で、人数をそろえる時に「PCのスペックで参加できない人」が出にくいのが利点です。ただしレビューには「チュートリアルの部屋でもGPU使用率が高い」「レンダースケールを下げると改善する」という報告があり、軽い要件の割に描画は重めのようです。

会話で反逆者を探すのでボイスチャットが前提

このゲームで一番の投資先は、グラボではなくマイクです。近接ボイスチャットで「その時どこにいたか」を言い合う遊びなので、聞き取れない・声が届かない人は疑う側にも回れません。長時間の部屋で疲れない軽いものと、装着感が苦手な人向けの2択で挙げておきます。選び方の詳細は「協力プレイ用のボイスチャット向けヘッドセット」にまとめてあります。

似た遊びのゲーム

  • Among Us: 会議と投票がある王道。人数は4〜15人で、「話し合いで決めたい」ならこちら
  • Lethal Company: 裏切り者はいないが、近接ボイスチャットで会話が生まれる協力ホラー。怖いのが苦手な人は「怖くない協力ゲーム」も
  • Deadline・Murky Divers: 会話の中で疑いや隠し事が生まれる系統の協力ゲーム。人数と日本語対応は各ゲームページで確認してください

よくある質問

2人や3人でも遊べますか?

起動はできますが、推理ゲームにはなりません。3人だと反逆者を1人置くとバランスが崩れ、置かないと作業ゲームになります(Steam掲示板の回答)。人狼として遊ぶなら4人以上、面白くなるのは6人からです。

反逆者の数は自動で決まりますか?

いいえ。ホストがセッション設定で決めます。固定値のほか「0〜2人」のように幅を持たせることもでき、幅にすると「今回は反逆者がいないかもしれない」という疑心が加わります。

Among Usのような会議や投票はありますか?

ありません。疑った相手はその場で殴るか撃つかで排除します。誤って味方を倒しても罰則は無く、ただ人数が減ります。この違いがテンポの良さでもあり、レビューで「投票が欲しい」と言われる点でもあります。

16人で遊ぶにはどうすればいいですか?

ロビー作成前の設定で「プレイヤーカラーの重複を許可」をオンにすると、上限を16人まで上げられます(0.13.0、2025年9月)。開発元は16人での検証が十分でないと告知しているので、マイク周りの不具合が出たら報告が求められています。