Escape from Tarkov は長らく公式サイトからの直接購入だけでしたが、Steam版が2025年11月15日に出ています。そして2026年8月現在、日本のSteamでトップセラーに入っています。

ここで多くの人が引っかかるのが、エディションの構造です。ストアページを開くと本体の値段は分かりますが、「PvEはこれに入っているのか」「上位エディションとの差は何か」がすぐには分かりません。

💴本体は7,500円
🧩上位版はDLC形式
🤝PvEは別売
⚖️評価は賛否両論
🇯🇵日本語あり

この記事はSteam公式のアプリ情報から取れる数字だけで構成しています。実プレイに基づく評価は書いていません。

Escape from Tarkov のプレイ画面 1Escape from Tarkov のプレイ画面 2Escape from Tarkov のプレイ画面 3Escape from Tarkov のプレイ画面 4

😟 こんなお悩みはありませんか?

  • 本体を買えばPvEも遊べるのか分からない
  • エディションが何種類あって何が違うのか分からない
  • 後から上位エディションに上げられるのか不安
  • 日本語で遊べるのか、音声もあるのか分からない

✅ この記事で解決できます!

  • PvEは本体に含まれず、別売DLCかUnheardへのアップグレードで手に入る
  • エディションはDLC(Expansion Pack)として売られている構造を表で示す
  • アップグレード用DLCが単体で並んでいる = 後から足せる形式
  • 対応言語は20言語で日本語を含むが、フル音声の印が付いた言語が1つもない

先に結論:PvEは本体に入っていません

これがこの記事で一番伝えたいことです。

Steamのストアで7,500円の本体を買っても、PvE(対人戦のない協力モード)は遊べません。手に入れる経路は2つあります。

  1. PVE Zone を単体で買う … 4,499円
  2. The Unheard Edition にアップグレードする … Arena と PvE がまとめて付く

つまりPvE目当てなら、本体7,500円だけでは足りません。この点を知らずに本体だけ買うのが、一番もったいない買い方です。

友達と一緒に始めるつもりなら、全員がこの追加分を払うことになります。人数分の費用を先に計算しておいてください。協力プレイを始める前の環境づくりは協力プレイ環境の作り方に、サーバーが要るかどうかの判定はそのマルチ、サーバーを借りなくても遊べる?にまとめてあります。

エディションの構造(Steam公式のアプリ情報より)

Steam版のエディションは、本体に「Expansion Pack」というDLCを足す形で作られています。パッケージが5種類並んでいるのではなく、本体1つ + アップグレード用DLCという構造です。

商品種別価格PvE入手経路内容(ストア記載より)配信日出典
Escape from Tarkov(本体)ゲーム本体¥7,500×単体で購入標準版2025-11-15Steam公式
PVE ZoneDLC¥4,499○本体を買ってから追加PvEモード—Steam公式
The Unheard Steam Edition Expansion PackアップグレードDLC記載なし○本体からDLCで追加Arena同梱、PvE協力モード、専用装備、スタッシュ拡張2026-05-20Steam公式
Prepare for Escape Expansion PackアップグレードDLC記載なし×本体からDLCで追加Betaコンテナ、より大きいスタッシュ、トレーダー忠誠度ボーナス、専用装備2025-11-15Steam公式
Left Behind Expansion PackアップグレードDLC記載なし×本体からDLCで追加Alphaコンテナ、スタッシュ拡張、専用装備2025-11-15Steam公式
TarCoin Special OfferDLC¥1,600—本体を買ってから追加ゲーム内通貨—Steam公式
TarCoin Ingame CurrencyDLC¥800—本体を買ってから追加ゲーム内通貨—Steam公式

PvE列を横に見てください。○が付いているのは PVE Zone と The Unheard の2つだけです。本体は×です。

「記載なし」と書いた3つについて。Steam公式のアプリ情報を取得したところ、この3つのDLCには価格の項目自体が入っていませんでした(無料の設定でもありません)。数字を推測で埋めるより、取得できなかったことをそのまま書きます。

2026年10月2日に、本体と6つのDLCを全部取り直しました。価格が付いているのは本体(7,500円)・PVE Zone(4,499円)・TarCoin Special Offer(1,600円)・TarCoin Ingame Currency(800円)の4つで、上の表の金額はすべて変わっていません。Expansion Pack 3つは今回も価格の項目が入っていませんでした。

セールの話を1つ。2026年10月2日時点で、本体が25%オフ・PVE Zoneが15%オフで同時にセール中です。定価は変わっていないので上の表はそのままにしてあります。PvE目当てなら本体とPVE Zoneの両方を買うことになるので、両方が同時に下がっているタイミングは条件が良いほうです。セールの有無と期間はストアで変わるので、買う直前に自分で見てください。

ストアページで確認する手順はこうです。

  1. Steamで「Escape from Tarkov」のストアページを開く
  2. ページを下にスクロールし、「このゲームのダウンロードコンテンツ」の欄まで進む
  3. そこに Expansion Pack が並んでいるので、各項目の右側に出る金額を見る
  4. 本体を未購入の場合、購入ボタンの近くにエディション選択が出ることがあります。そちらでも金額を確認できます

本体を買っていないと表示されない項目があります。購入前に全部の金額を知りたい場合は、エディション選択のほうを見てください。

表から読み取れることが3つあります。

  • 上位エディションが独立したDLCとして並んでいる = 後から足せる形式です。最初に標準版で始めて、続けると決めてから上げる、という買い方ができます
  • PvEには2つの経路がある。PVE Zone(4,499円)を単体で買うか、Unheardに上げるかで、Unheardには Arena も付きます。Arenaも遊ぶつもりなら比較する価値があります
  • ゲーム内通貨のDLCが2種類ある = カテゴリにも「アプリ内購入」が付いています。買い切りで完結する作りではありません

買う前に見ておくべき数字:評価は「賛否両論」です

おすすめ度 ★★★★★ ★★★★★ 2.5 / 5.0
プレイ人数 👥 オンライン(PvP/PvE)
プレイ時間 ⏱ —
難易度 📊 高い
日本語対応 🗾 対応(音声の印なし)
価格帯 ¥ ¥7,500

Steamのレビューは65,819件で、好評32,614・不評33,205。好評率49.6%で「賛否両論」の判定です。(2026年10月2日取得、Steam公式のレビュー集計より)

母数が38日で11,641件増えても、好評率は49.6%のままでした。2026年8月25日時点は54,178件で好評26,869の49.6%です。小数第1位まで同じ値で、賛否が割れたまま安定しているという読み方になります。評価が固まるのを待つ意味は薄いほうです。論点ごとの内訳は『Escape from Tarkov』の評価はなぜ割れる?にまとめています。

これは無視できない数字です。5万件を超える母数で好評率が5割を切っているタイトルは多くありません。

日本語のレビューは、さらに厳しい評価です

言語を日本語に絞ると、871件中 好評379・不評492 で、好評率43.5%まで下がります。(全体は49.6%。2026年10月2日取得)2026年8月25日時点は795件中336で42.3%だったので、こちらもほぼ動いていません。

7ポイントの差があります。日本語圏のほうが評価が厳しい、という事実は購入前に知っておく価値があります。

不評レビューは何を問題にしているか

「読んでください」で終わらせず、何が問題にされているかを集計しました。

英語の不評レビュー100件を機械的に分類した結果です(2026年8月25日、Steam公式のレビューAPIから取得。1件が複数の論点に触れるため合計は100を超えます)。この分類は2026年10月2日の更新では取り直していません。好評率が動いていないので傾向も大きくは変わっていないと見ていますが、確認日はこのとおり8月25日です。

論点言及があった件数
運営・開発元への不満27件
価格・課金の構造22件
サーバー・同期ずれ・切断19件
最適化・フレームレート15件
バグ・不具合12件
チート・不正11件
新規に厳しい7件

日本語の不評レビュー29件でも、上位2つが同じでした(サーバー6件、価格・課金6件)。

注目すべきは、1位と2位がゲームの中身ではないことです。「難しすぎる」「理不尽」といったゲームデザインへの不満ではなく、運営の姿勢と課金の構造が最も多く挙がっています。

これはこの記事の主題と直結します。エディションの構造が分かりにくく、PvEが別売である——ここが不満の出どころになっている可能性があります。上の比較表を先に見てから買うかどうかを決める意味は、そこにあります。

なお当サイトは好評率そのものを作品の良し悪しとしては扱いません。この作品はもともと難易度と理不尽さを売りにしており、「合わない人には徹底的に合わない」設計です。好評率が割れること自体が作品の性格を表しているとも読めます。

必要スペック(公式の最低環境)

項目最低環境
OSWindows 10(64bit必須)
CPUAMD Ryzen 5 3600 相当
メモリ16GB
GPUGTX 1660 相当
DirectXVersion 11
ストレージ80GB

メモリ16GBが最低要件という点に注意してください。多くのタイトルが最低8GBで動く中で、この作品は16GBが下限です。8GBのPCでは推奨環境の話にすら入りません。

ストレージ80GBも大きめです。空き容量の確認方法はSteamのダウンロードが急に遅くなったとSSD増設ガイドで扱っています。

自分のPCで動くかの判定手順は、Modern Warfare 4は自分のPCで動く?に書いた手順がそのまま使えます。

日本語対応:あります。ただし音声の印は付いていません

対応言語に日本語は含まれています。(全20言語:英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、チェコ語、ハンガリー語、日本語、韓国語、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、簡体字中国語、ラテンアメリカスペイン語、タイ語、トルコ語、ベトナム語、スロバキア語、インドネシア語)

ただしSteamの対応言語欄には「音声対応」を示す印が付いていません。Steamは音声まで対応している言語に印を付ける仕様なので、日本語は字幕とインターフェースのみと読むのが妥当です。

対応言語欄の読み方はそのSteamゲーム、日本語で遊べる?にまとめてあります。

クロスプレイ:Steamのカテゴリには入っていません

サジェストに「クロスプレイ」が並ぶので触れておきます。

Steamのカテゴリ一覧に「クロスプラットフォームマルチプレイヤー」は付いていません。また対応OSはWindows専用(macOS・Linuxともに非対応)です。

公式サイト版との間でアカウントやプレイデータがどう扱われるかは、Steamのアプリ情報からは判断できません。この点は開発元の告知で確認してください。当サイトが確認できていないことを、確認できたかのようには書きません。

Steamで買う場合に付いてくるもの

機能対応
Steam実績あり
Steamトレーディングカードあり
オンライン協力プレイあり(PvEの入手は別途)
オンラインPvPあり
アプリ内購入あり
時間制限付き入力なしでプレイ可能あり
コントローラーサポートカテゴリに記載なし

コントローラーサポートのカテゴリが付いていません。マウスとキーボード前提と考えたほうがよさそうです。

Game Guide Scout の結論

  • PvEをやりたいなら、本体7,500円では足りません。PVE Zone(4,499円)かUnheardへのアップグレードが要ります
  • 標準版から始めて後で上げられます。上位エディションが独立したDLCとして売られているので、続けると決めてから足せます
  • 買う前にレビューを読んでください。5万件で好評率49.6%は、値段を考えると軽く見られない数字です
  • メモリ16GBが下限です。8GBのPCはここで弾かれます

よくある質問

評価が割れる理由をもっと詳しく知りたいです。

論点ごとに分けた記事があります。『Escape from Tarkov』の評価はなぜ割れる?で、肯定側と否定側の主張を突き合わせています。この記事は買う前のエディション選びが主題なので、評価そのものはそちらを参照してください。

Steam版と公式サイト版のどちらを買うべきですか?

この記事はSteam公式のアプリ情報だけを見ているので、公式サイト版との比較は書けません。価格・エディション構成・アカウントの扱いが異なる可能性があるため、両方のストアページを直接見比べてください。

PVE Zoneを買えばUnheardと同じですか?

同じではありません。Unheardには Arena が同梱されると記載があります。PVE Zone は PvE モードのみです。Arena も遊ぶつもりなら、単品購入の合計と比べる価値があります。

アップグレード用DLCの値段はどこで分かりますか?

Steamのストアページで確認してください。Steam公式のアプリ情報からは、この3つのDLCの価格を取得できませんでした(無料の設定でもありません)。この記事では推測せず、取得できなかったことをそのまま書いています。

ゲーム内通貨は買う必要がありますか?

必須かどうかは、この記事の情報源からは判断できません。ただしカテゴリに「アプリ内購入」が付いており、ゲーム内通貨のDLCが2種類売られていることは事実です。買い切りで完結する作りではない、という前提で予算を考えてください。

日本語音声はありますか?

対応言語欄に音声対応の印が付いていません。Steamは音声まで対応している言語に印を付ける仕様なので、字幕とインターフェースのみと読むのが妥当です。