先に結論を書きます。Modern Warfare 4 の公式スペックは、もう読める場所があります。
製品版のストアページ(2026年10月22日発売)の要件欄は、いまも「Additional Notes: TBD」のままです。ですが、同時に配信されているベータ版のストアページには、最低要件と推奨要件が数字で載っています。同じエンジン・同じ時期のビルドなので、判定材料としてはこれが現時点で最も確度が高いものです。
そしてもうひとつ。スペックとはまったく別に、満たしていないと遊べない条件が3つあります。そこで弾かれる人は、PCを買い替えても構成を間違えると解決しません。
😟 こんなお悩みはありませんか?
- 自分のPCでMW4が動くのか知りたいが、製品版ページの要件欄が「TBD」で判断できない
- 推奨スペックを名乗る記事の数字がサイトごとに違う
- 買い替えるべきか、パーツ追加で済むのか判断できない
✅ この記事で解決できます!
- ベータ版ストアページに載っている公式の最低・推奨要件をそのまま示す
- スペック以外で弾かれる3条件を、今すぐ確認できる手順つきで示す
- パーツ追加で済むケースと、買い替えが要るケースを分ける
公式の最低・推奨スペック
Steamの Modern Warfare 4 ベータ(2026年8月21日配信開始)のストアページに掲載されている要件です。推測ではありません。
| 最低 | 推奨 | |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 64bit(最新更新) | Windows 11 64bit(最新更新) |
| CPU | Ryzen 5 1600 / Core i5-8400 | Ryzen 5 3600 / Core i7-9700K |
| メモリ | 12GB | 16GB |
| GPU | RX 470 / GTX 970・1060 / Arc A580 | RX 6600XT / RTX 3060 / Arc B580 |
| DirectX | Version 12 | Version 12 |
| ネットワーク | ブロードバンド接続 | 同左 |
注記として、Intel Arc の GPU は Resizable BAR が必須、そして AVX命令セットを持つ Intel / AMD のプロセッサのみ対応と書かれています。
数字で押さえておくべき点は3つです。
メモリの最低が12GBです。 8GBでは最低要件に届きません。CoDの過去作は最低8GBだったので、ここは素直に上がっています。8GBのまま行こうとしている人は、まずここで止まります。
GPUの最低は GTX 970 / 1060 クラス。 推奨は RTX 3060 / RX 6600XT クラスです。フルHDで普通に遊びたいなら推奨側を見てください。
CPUの最低が Core i5-8400 / Ryzen 5 1600 に上がっています。 前作までより1〜2世代ぶん厳しく、しかも AVX必須という条件が付きます。AVXは2011年以降のCPUならほぼ載っていますが、一部のPentium / Celeron は世代が新しくても持っていません。
なお、これはベータ版の要件です。製品版で数字が変わる可能性はゼロではありません。ただし要件欄がTBDのまま発売まで放置されることは通常なく、変わるとしても大きくは動きません。
スペック以外に必須の3つ
ここが本題です。GPUを積み替えても解決しない条件が、製品版・ベータの両方のストアページに明記されています。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| TPM 2.0 | 必須。“TPM 2.0およびセキュアブートが必要です” |
| セキュアブート | 必須。さらに「その他のセキュリティ対策が適用される場合があります」 |
| 電話番号 | Steamアカウントへの携帯電話番号の連携が必須 |
電話番号の連携は、スペックとまったく関係なく遊べなくなる条件です。 どれだけ高性能なPCを買っても、Steamアカウントに携帯電話番号を紐づけていなければプレイできません。今のうちに設定しておいてください(Steam → アカウント詳細 → 電話番号を追加)。
TPM 2.0 とセキュアブートは、アンチチートがPCの起動時の状態を検証するために要求するものです。ここが最大の関門で、古いPCはスペックが足りていても弾かれます。
判定手順:3分でできます
1. TPM 2.0 を確認する
Windowsキー + R → tpm.msc と入力して実行。
- 「互換性のあるTPMが見つかりません」→ 無効か非対応。BIOSで有効化できる可能性があります
- 「仕様バージョン 2.0」と表示されれば合格
- 「1.2」と出た場合は要件を満たしません
2. セキュアブートを確認する
Windowsキー + R → msinfo32 と入力して実行。「システム情報」の右側で
- 「セキュアブートの状態」が 有効 なら合格
- 「無効」ならBIOSで有効化できます
- 「サポートされていません」の場合、レガシーBIOS(MBR)で入っている可能性があり、変換作業が必要です
3. CPU・メモリ・GPUを確認する
同じ msinfo32 の画面で、プロセッサと実装メモリが読めます。GPUは Windowsキー + R → dxdiag の「ディスプレイ」タブです。
- CPU が Core i5-8400 / Ryzen 5 1600 以上か
- メモリが 12GB以上か(8GBなら増設が必要)
- GPU が GTX 1060 / RX 470 以上か
4. 世代そのものが古くないかを判断する
TPM 2.0 が「見つからない」と出ても、多くはBIOSで有効化するだけで解決します(Intelは「PTT」、AMDは「fTPM」という名前で項目があります)。
ただし世代そのものが古い場合は有効化できません。おおよその目安は Intel 第7世代以前、AMD Ryzen 1000番台以前です。この場合はスペック以前に要件を満たせないので、買い替えが選択肢になります。
結論:メモリ12GBとTPMの2つで、ほぼ判定できます
ふるいにかかりやすいのは、メモリ8GBのままのPCと、TPM/セキュアブートが無効なPCです。この2つを見れば「有効化と増設で済むのか、買い替えが要るのか」の8割は決まります。GPUの世代判定はそのあとで足ります。
特におすすめな人
- メモリ8GBのままのPCを使っている人
- Intel 第7世代以前 / Ryzen 1000番台以前のPCを使っている人
- 自作PCでセキュアブートを切ったまま使っている人
- Steamアカウントに電話番号を紐づけていない人
パーツ追加で済むケース
買い替えを決める前に、足りないのが1つだけなら追加で解決します。
買い替えずに済む3パターン
メモリだけ足りない
最低要件が12GBに上がったので、ここで引っかかる人が一番多くなります。8GBなら16GBへの増設で推奨水準に届きます。空きスロットの有無と、既存メモリの規格(DDR4/DDR5)を確認してください
ストレージだけ足りない
SSDを増設すれば解決します。GPUやCPUを巻き込む必要はありません。最も安く済むパターンです
TPM/セキュアブートが無効なだけ
BIOSで有効化すれば0円で解決します。ここを確認せずに買い替えるのが一番もったいない
逆にGPUが世代的に古い場合は、電源やCPUとのバランスもあるため、単体交換より本体の買い替えを検討したほうが結果的に安く収まることが多いです。
ストレージの空きが心細い場合はSSD増設ガイドを参照してください。
買い替えが必要な場合の考え方
発売は10月22日で、まだ時間があります。慌てて買う必要はありません。そのうえで、予算の考え方を3段階で整理します。
最低要件を満たすだけ — GTX 1060 / RX 470 クラス、メモリ12GB。「起動して遊べる」ラインで、画質とフレームレートは妥協が要ります。FPSで勝ちたいなら物足りません。
推奨を満たす — RTX 3060 / RX 6600XT クラス、メモリ16GB。フルHDで快適に遊べる現実的な着地点です。多くの人はここを狙うことになります。
余裕を持つ — RTX 4070以上。高リフレッシュレートのモニターを活かしたい、あるいは今後2〜3年は買い替えたくない人向けです。
構成の具体的な選び方は予算別おすすめゲーミングPCにまとめています。
発売までにやっておくこと
- Steamアカウントに電話番号を連携する(未設定だとスペックに関係なく遊べません)
- TPM 2.0 とセキュアブートを有効化する(BIOS作業は事前に済ませておく。BitLockerを使っている場合は回復キーの控えを忘れずに)
- メモリが8GBなら増設する(最低要件が12GBです)
- SSDの空きを100GB以上確保する
- GPUドライバを最新にする(CoDは発売時に推奨ドライバが案内されるのが通例です)
Game Guide Scout の結論
- メモリが8GB → 最低要件(12GB)に届きません。増設すれば済みます
- TPM/セキュアブートが無効なだけ → BIOSで有効化。0円で解決します。まずここを確認してください
- Intel 第7世代以前 / Ryzen 1000番台以前 → 有効化できない可能性が高く、買い替え検討の対象です
- GPUが GTX 1060 / RX 470 未満 → 買い替えを視野に
- 電話番号を連携していない → 今すぐ設定してください。これだけはスペックと無関係に必須です
よくある質問
Q. 結局、推奨スペックは何ですか
Ryzen 5 3600 / Core i7-9700K、メモリ16GB、RTX 3060 / RX 6600XT / Arc B580 です。Steamの Modern Warfare 4 ベータのストアページに公式要件として掲載されています。製品版ページの要件欄は現在も「TBD」ですが、ベータの数字が現時点で最も確かな判断材料です。
Q. メモリ8GBでは遊べませんか
最低要件が12GBなので、届いていません。過去作は最低8GBだったため、ここで引っかかる人が多く出ます。増設で解決する部分なので、買い替えの前にスロットと規格を確認してください。
Q. TPM 2.0 がないPCでは絶対に遊べませんか
ストアページに「TPM 2.0およびセキュアブートが必要です」と明記されているため、要件としては必須です。多くのPCはBIOSで有効化できるので、まず tpm.msc で状態を確認してください。
Q. 電話番号の連携は本当に必要ですか
ストアページに「Modern Warfare 4をプレイするには、携帯電話番号がSteamアカウントにリンクされている必要があります」と明記されています。連携していないアカウントではプレイできません。
Q. Intel Arc のGPUを使っています。注意点はありますか
Resizable BAR を有効にする必要があります。ストアページの注記に明記されています。マザーボードのBIOSで有効化してください。あわせて、対応は AVX命令セットを持つ Intel / AMD のCPUのみと書かれています。
Q. いま買い替えるべきですか、待つべきですか
急ぐ必要はありません。発売は10月22日で、製品版の要件欄が確定するのを待ってからでも間に合います。ただしベータの数字は出ているので、メモリ増設やBIOSの有効化のような「確実に必要で、あとから変わらない準備」は先に済ませておくのが得です。