Steamでギフトが送れないとき、公式が挙げている理由は6つです。フレンドリストで相手を選べない、あるいはそもそも「これはギフトです」の選択肢が出てこない——どちらも、Steamサポートの「Steamギフト」のページに原因が並んでいます(2026年9月20日確認)。

6つのうち5つは、相手の問題ではなく商品の種類の問題です。まずそこを切り分けてください。

結論: 症状から原因を決める表

症状原因公式の記述対処出典
フレンドの名前がグレーになっていて選べない相手がそのゲームをすでに所有している「フレンドリストにそのゲームを所有しているユーザーがいる場合、そのユーザーの名前はグレーで表示され選択できません」相手のSteamコミュニティプロフィールで「ゲーム」→「すべてのゲーム」を開き、所有状況を確認する。別のタイトルを選ぶhttps://help.steampowered.com/ja/faqs/view/2C02-3563-B72F-F117
特定の相手にだけ送れない地域制限(地域間の価格差があるため)「地域間の価格差のため、一部のギフトは他の購入地域にいる受取人には送れません。地域制限はSteamストアページに表記されています」ストアページの地域制限の表記を見る。Steamサポートでも解除できないので、ギフトカードに切り替えるhttps://help.steampowered.com/ja/faqs/view/2C02-3563-B72F-F117
DLCを贈ろうとしたら購入できない受取人がベースゲームを持っていない「受取人がベースゲームを所有していない場合、DLC(ダウンロード可能なコンテンツ)を購入することはできません」先にベースゲームを贈るか、相手が買うのを待つhttps://help.steampowered.com/ja/faqs/view/2C02-3563-B72F-F117
バンドルを贈ろうとしたら選択肢が出ない「セットをコンプリート」型のバンドルはギフトにできない「一部のバンドルはアカウントに合わせてカスタマイズされるため、ギフトとして贈ることはできません」バンドルではなく単品で贈るhttps://help.steampowered.com/ja/faqs/view/2C02-3563-B72F-F117
マルチパック(2・3・4パック)を贈れないマルチパックはギフトとして贈れない仕様「マルチパックはギフトとして贈ることはできませんが、自分のアカウント用に購入でき、余ったコピーをフレンドや家族にギフトとして贈ることができます」自分用に買ってから、余ったコピーを個別にギフトする。すでに所有しているゲームのマルチパックは買えないhttps://help.steampowered.com/ja/faqs/view/2C02-3563-B72F-F117
そもそも「これはギフトです」が出ないそのタイトルがギフトに対応していない「一部のタイトルはギフトとして贈ることができません。その場合、チェックアウト時にギフトとして送るオプションは利用できません」Steamギフトカードを贈る(公式が代替手段として案内している)https://help.steampowered.com/ja/faqs/view/2C02-3563-B72F-F117

2番目の地域制限だけは、こちらで解決できません。公式が「Steamサポートは地域や言語に関する制限を変更することはできません」と明記しています。海外に住む相手に贈りたい場合は、ギフトカードに切り替えるのが現実的な答えになります。

送れないときに見る順番
  1. カートで「これはギフトです」が出るか 出ないなら、そのタイトルがギフトに対応していません。商品の問題なので、相手を変えても解決しません。
  2. 商品の種類を見る DLC・バンドル・マルチパックの3つは、それぞれ別の理由で送れません。単品のゲームに変えると通ることがあります。
  3. フレンドリストで相手の名前が黒いか グレーなら相手が所有済みです。プロフィールの「すべてのゲーム」で確認できます。
  4. 相手の購入地域を確認する 地域制限に当たっている場合、ここで止まります。Steamサポートでも解除できません。
  5. どれでもなければギフトカード 公式が代替手段として案内しています。相手が自分で好きなものを買えます。

ウォレットの残高が足りないとき

「送れない」とは少し違いますが、支払いの途中で止まるケースもあります。

公式の手順にはこう書かれています。

注:Steamウォレットの残高が購入金額に満たない場合は、残金の購入のための支払方法を指定する画面が表示されます。

つまり残高が足りなくても、そこで止まるわけではありません。不足分の支払い方法を選ぶ画面に進みます。ウォレットを使い切りたい場合は、先に不足分をチャージしてから購入してください。

支払い方法そのものが選べない場合は、Steamで使える支払い方法と返金の扱いに整理があります。

送ったあとに知っておくこと

01

受け取りの期限は30日

「送られたギフトを受取人が承諾できるのは、届いてから30日間です」。30日を過ぎると Steam が自動でキャンセルし、元の支払い方法に返金されます。相手が忙しい時期に送るなら、ひとこと伝えておくと確実です。

02

辞退されると自動で返金される

受取人が「ギフトを辞退」を選ぶと、購入者の支払い方法に自動的に返金されます。辞退されたことを知らせるメールも届きます。

03

返金は14日以内かつ2時間未満

「購入してから14日以内で、ギフト受取人のプレイ時間が2時間未満の場合、ギフトの返品が可能です」。ただし相手がすでに有効化している場合は、先に受取人が返金を承認する必要があります。

04

お届け日を後ろにずらせる

購入時に「お届け日を指定」を選ぶと、購入日から最長12か月先までスケジュールできます。誕生日に合わせて先に買っておく、という使い方ができます。

所有しているゲームは譲渡できない

もうひとつ、間違えやすい前提があります。

ギフトとして送ることができるのは新規購入ゲームのみで、すでに所有しているゲームの譲渡はできません。

自分のライブラリにあるゲームを、そのまま誰かに渡すことはできません。ギフトは「買うときに贈り先を指定する」仕組みなので、買い直しになります。

なお、購入したギフトは一度だけ譲渡できるとも書かれています。受け取って有効化されると、そのゲームは受取人のコレクションの一部になります。

どうしても送れないとき

公式が代替手段としてSteamギフトカードを案内しています。

  • Steamアカウントが無い相手にも贈れる。「Steamアカウントをお持ちではない場合は、ゲストとしてSteamギフトカードを購入することができます」
  • 地域制限に当たらない。特定のタイトルではなく金額を贈る形なので、相手が自分の地域のストアで好きなものを買えます
  • 購入後、受取人にはSteamアカウントで有効化するためのリンクが記載されたメールが届きます

「このゲームを贈りたい」という気持ちは残りますが、送れない理由が地域制限やギフト不可タイトルなら、回避する方法はありません。ギフトカードに切り替えて、タイトル名を添えて伝えるのが現実的です。

よくある質問

フレンドの名前がグレーなのはなぜですか?

相手がすでにそのゲームを所有しているからです。公式が「フレンドリストにそのゲームを所有しているユーザーがいる場合、そのユーザーの名前はグレーで表示され選択できません」と書いています。相手のプロフィールの「ゲーム」→「すべてのゲーム」で持っているタイトルを確認できます。

地域制限は解除できますか?

できません。公式が「Steamサポートは地域や言語に関する制限を変更することはできません」と明記しています。Steamギフトカードに切り替えてください。

自分のライブラリにあるゲームを友達にあげられますか?

あげられません。ギフトにできるのは新規購入のみで、すでに所有しているゲームの譲渡はできないと公式が書いています。

送ったギフトを相手が受け取らないとどうなりますか?

30日が経過すると、Steamが自動でキャンセルして元の支払い方法に返金します。受取人が辞退した場合も同じように返金されます。

ギフトを返金してもらえますか?

購入から14日以内で、受取人のプレイ時間が2時間未満なら可能です。ただし相手がすでに有効化している場合は、先に受取人がヘルプサイトから返金を承認する必要があります。承認前に申請すると拒否されます。

あとで届くように予約できますか?

できます。購入時に配送オプションで「お届け日を指定」を選ぶと、購入日から最長12か月先まで指定できます。指定した日が来るまでは自分のSteamインベントリに保管され、「ギフトを管理」から日付を変更することもできます。