結論から書くと、『Abiotic Factor』はPC・PS5・Xbox Series X・Sの3機種で一緒に遊べます。SteamストアのカテゴリにはPS5/Xbox版と同日の1.0(2025年7月23日)から「クロスプラットフォームマルチプレイヤー」が付いており、Steamの「オンライン協力プレイ」と合わせて最大6人です。

つまずくのは「できるか」ではなく「どうやって同じ部屋に入るか」です。PS5とSteamの間にはフレンドリストがないので、Steamのフレンド招待は使えません。代わりの入口はホストがポーズ画面で出すロビーコードと、サーバーブラウザでの名前検索の2つ。この記事は攻略には触れず、組み合わせ3通りの合流手順・セーブの所在・PS Plusの要否だけを表にします。

合流までの最短手順(どの組み合わせでも同じ)
  1. 全員がクロスプレイをオンにする 初期設定はオン。Escメニュー→Gameplayタブで確認
  2. ホストが「Enter the Facility」でワールドを作る シングル専用のチェックを外し、オンライン+パスワードを設定
  3. ホストがポーズ画面のロビーコードを共有 画面右下に出る。Discordなどで送る
  4. 参加側は「Join a Game」でコードとパスワードを入力 サーバーブラウザで名前検索でも入れる
  5. PS5側はPS Plusに入っているか確認 未加入だとオンライン参加そのものができない

答え: 対応状況はSteamの表記で確定している

Steam公式のアプリ情報(2026年9月3日確認)で、Abiotic Factorのカテゴリは次の通りです。

  • マルチプレイヤー / 協力プレイ / オンライン協力プレイ / LAN協力プレイ
  • クロスプラットフォームマルチプレイヤー
  • いつでもセーブ可能 / フルコントローラサポート / DualSenseコントローラーサポート
  • 日本語: インターフェイスと字幕に対応(音声は英語)
  • 価格: ¥3,120(Steam)

PS Storeの日本語ページも同日に確認しました。PS5版は¥3,850で、「6人までのPS Plusオンラインプレイヤー対応」「オンラインプレイにPS Plus必須」と明記されています。日本語はインターフェイスと字幕に対応、音声は英語のみで、Steam版と同じです。

Abiotic Factor のプレイ画面

Abiotic Factor

アクション アドベンチャー 1〜6人 日本語(字幕のみ)

異次元の侵入で封鎖された地下研究施設を、科学者として生き延びる一人称の協力サバイバルクラフト。最大6人。PS5版は1.0と同時の2025年7月22日に発売され、Steam・Xboxとのクロスプレイに対応。

Abiotic Factor のプレイ画面 1Abiotic Factor のプレイ画面 2Abiotic Factor のプレイ画面 3

組み合わせ3通り×合流方法の手順表

参加する側の機種で見てください。「ホスト」はワールドを作った人の端末です。

platforms(組み合わせ)join_method(合流方法)save_location(セーブの所在)requirements(必要なもの)evidence(根拠)
PC(Steam) ↔ PS5ホストがポーズ画面右下のロビーコードを共有し、参加側はタイトルの「Join a Game」でコードとパスワードを入力。サーバーブラウザで名前検索しても入れる。Steamのフレンド招待はPS5側に届かないワールドはホストの端末。キャラのスキル・ステータス・持ち物はサーバー(ワールド)単位で保存PS5側はPS Plus(加入必須)。両者ともクロスプレイ設定オン(初期値オン)。Steam側に追加の加入は不要Steam: クロスプラットフォームマルチプレイヤー/オンライン協力。PS Store: オンラインプレイにPS Plus必須。1.0パッチノート: キャラはサーバー単位
PC(Steam / Xboxアプリ) ↔ Xbox Series X・S同じくロビーコードかサーバーブラウザ。Xboxアプリ(Game Pass PC)版とXbox本体はXboxのフレンドで招待できるが、Steam版とはフレンドが繋がらないのでコードを使う上と同じ。ワールドはホストの端末Xbox側はXbox Game Pass Core以上(オンライン協力に必要)。Steam↔Xboxアプリはストアが違っても同じサーバーに入れるSteam: クロスプラットフォームマルチプレイヤー。1.0パッチノート: PC App版(Xboxアプリ)がSteam・PS5・Xboxと同じビルドで配信
PS5 ↔ Xbox Series X・Sロビーコードかサーバーブラウザの名前検索。PSNとXboxのフレンドは互いに見えない。IP直打ちの「Direct Connect」は本体版では使えないワールドはホストの本体。どちらがホストでも相手のセーブは相手に残らないPS5側はPS Plus、Xbox側はGame Pass Core以上。ホストは本体でも可PS Store: 6人までのPS Plusオンライン対応。ホスティング各社のクロスプレイ手順: 本体版はサーバー名検索のみ・IP接続不可

表の中で一番大事なのは、フレンドリストが機種をまたがないことです。SteamとPSN、PSNとXboxの間にフレンド機能はないので、「フレンド一覧から参加」は同じストア同士でしか働きません。機種が違う相手とはロビーコードを送り合うのが確実で、サーバーブラウザから探すなら、ホストがワールド名を他人と被らない固有の名前にしておく必要があります。

セーブはどこに残るか・ホストが落ちたら

Abiotic Factorのセーブは「ワールド」と「キャラクター」の2層です。1.0(Cold Fusion)のパッチノートに「キャラクターのスキル・ステータス・インベントリはサーバー単位」と書かれており、あなたのキャラは「そのワールドに紐づいたキャラ」として保存されます。

  • ワールドのデータはホストの端末にあります。ホストがゲームを終了すると、そのワールドは誰も入れなくなります
  • 参加側の端末には、そのワールドのコピーは残りません。別の日にホストが不在だと続きは遊べません
  • 別のワールドに入ると、キャラは新規スタートです(前のワールドで育てたキャラは持ち込めません)
  • 2025年8月のホットフィックスでセーブの書き込みがキュー方式に変わり、「ワールドやキャラのデータが不整合に消える問題」の修正はPS5ユーザーが最も恩恵を受けると告知されています。PS5をホストにするなら、それ以降のバージョンにしてください

「PCで進めたワールドをPS5で続きから」のような機種をまたぐ引き継ぎについては、公式の告知と各ストアの記載に明記が見つかりませんでした。海外の解説記事には「進行はオンライン保存」と書くものがありますが、開発元の一次情報で確認できていないので、この記事では前提にしていません。同じ人が別機種で続けたい場合は、機種をまたぐ前提のホスト(次の節の専用サーバー)にワールドを置くのが、確認できている範囲で確実な方法です。

PS Plusは要るか

PS5側は要ります。PS Storeの記載は「オンラインプレイにPS Plus必須」で、参加する側でもホストになる側でも同じです。加入プランはEssentialで足ります(オンラインプレイはEssentialの権利)。なお本作はPS Plusゲームカタログ(Extra以上)に含まれているので、Extra加入者はソフトの購入なしで始められます。

Steam側に加入は不要です。Xbox側はオンライン協力にXbox Game Pass Core以上の加入が要ります(Xboxのオンラインマルチ全般の条件)。PC(Xboxアプリ)版は加入なしでオンラインに入れます。

常時遊ぶなら専用サーバー(借りる/自宅ホスト)

「ホストがいない日は遊べない」を解決するのが専用サーバーです。Abiotic Factorには専用サーバー(Steamの「Abiotic Factor Dedicated Server」、AppID 2857200)があり、専用サーバーもクロスプレイに対応しています。起動オプション -PlatformLimited=PC / =Playstation / =Xbox を付けると特定機種だけに絞れて、付けなければ全機種が入れます。本体版はサーバーブラウザから名前で探すので、固有の名前を付けるのが実用上の必須条件です。

借りる場合

国内のVPSにはAbiotic Factorのワンクリック用テンプレートが見当たらず(2026年9月3日時点)、Ubuntuの汎用サーバーにSteamCMDで手動インストールする形になります。手順を公開している国内サイトの目安は、4人までなら2GB、5〜8人なら4GBのメモリ。ポートは7777(ゲーム)と27015(クエリ)を開けます。人数とMODの有無からメモリを決める考え方は「ゲームサーバーの料金は人数とMODで決まる」に、そもそも借りる必要があるかの判断は「マルチプレイにサーバーは要るのか」にまとめてあります。

自宅ホストにする場合

余っているPCに専用サーバーを入れ、24時間つけっぱなしにする方法です。費用は電気代だけですが、弱点は停電と回線です。ワールドの書き込み中に電源が落ちると、パッチノートで修正が続いている「セーブの不整合」を自分で踏みに行くことになります。停電対策を用意していない自宅PCを常時サーバーにするのは、この一点だけ割に合いません。

攻略は書かない: 仕様だけの補足

  • 最大人数は6人(Steam・PS Storeとも)。専用サーバーは設定で増やせますが、公式の想定は6人です
  • MODはPC版のみ。MODを入れたワールドに本体版は入れないので、混在で遊ぶならバニラで
  • LANプレイは本体版で無効化されています(2025年8月のホットフィックスで「元々サポートしていなかった」として設定を削除)
  • 同じPS5/Steamクロスプレイ対応のサバイバルは「PS5とSteamでクロスプレイできるサバイバルゲーム」に、協力ゲーム全般は「Steamでクロスプレイできる協力ゲーム」に並べています

よくある質問

PS5とPCで、Steamのフレンド招待から一緒に遊べますか?

できません。SteamのフレンドリストにPS5のプレイヤーは載らないので、招待が届きません。ホストがポーズ画面のロビーコードを共有するか、サーバーブラウザでワールド名を検索して参加してください。

PS5がホストでも問題ありませんか?

仕様上は可能です。ワールドはPS5に保存されます。ただしPS5はIP直打ちで参加を受けられないので、参加側はコードかサーバー名で入ります。セーブの不整合を修正したホットフィックス(2025年8月)より前のバージョンでは遊ばないでください。

PS Plusに入っていないと、PCの友達のワールドにも入れませんか?

入れません。PS Storeの記載は「オンラインプレイにPS Plus必須」で、参加側でも必要です。Essentialで足ります。

ホストがゲームを閉じた後、自分のPS5で続きを1人で遊べますか?

遊べません。ワールドはホストの端末にしかなく、参加側にコピーは残りません。ホストがいない時間にも遊びたいなら、専用サーバーにワールドを置いてください。