『Species: Unknown』の日本語記事は、ほとんどが2025年10月の早期アクセス開始時に書かれたものです。そこから11か月が経ち、遊びの中心そのものが変わっています。

いちばん大きいのは、近接ボイスチャットが発売時には無かったことです。2026年4月16日のアップデート0.19で追加されました。「声で連携するホラー」という紹介を読んで買うと、それは発売から半年後に入った要素だと知らないまま遊ぶことになります。

この記事は、公式の「お知らせ」から主要な更新8件を拾って、発売時の記事が書いている内容と、今の内容の差分を並べます。

なお本作のSteamのタグは Survival Horror / Online Co-Op / PvE / Stealth などで、Extraction Shooter タグは付いていません(2026年9月24日にストアのタグ一覧で確認)。廃墟の船で物資を集めて生還するという構造はエクストラクションシューターと共通ですが、Steamの分類上は別の枠にいます。ジャンルそのものの説明と、日本語で遊べるものが何本あるのかは、そちらにまとめています。

先に基本情報

項目内容確認日
早期アクセス開始2025年10月23日2026-09-24
価格¥9002026-09-24
人数1〜4人の協力2026-09-24
日本語対応している(字幕・UI。フル音声の印は英語のみ)2026-09-24
開発WanadevStudio2026-09-24
最低環境Windows 10 64bit / Core i5 第8世代 / メモリ12GB / RTX 2070 8GB / 空き容量5GB2026-09-24

日本語対応はSteamの対応言語欄で確認しました。フル音声の印が付いているのは英語だけなので、聞こえる声は英語のままになります。

Species: Unknown のプレイ画面

Species: Unknown

アクション インディー 1〜4人 日本語(字幕のみ)

廃墟となった宇宙船で未知の生物に追われながら任務をこなす1〜4人協力サバイバルホラー。距離と壁が効く近接ボイスチャットが入っており、声が届く位置を保つこと自体が遊びになっています。

Species: Unknown のプレイ画面 1Species: Unknown のプレイ画面 2Species: Unknown のプレイ画面 3Species: Unknown のプレイ画面 4

発売から今までの主要な更新8件

日付バージョン何が入ったか発売時との差出典
2026-04-160.19近接ボイスチャットと無線。公式は「distance matters, walls matter」(距離が効き、壁が効く)と書いている発売時には無かった。この更新で協力の遊び方が変わったSteamのお知らせ「Proximity Chat is now available」
2026-05-040.20新しいミッション修飾子(Single-use Capsules)、メニューの可読性改善、音まわりの調整ミッションの条件を変える仕組みが増えたSteamのお知らせ「Single-use Capsules - regular update v0.20」
2026-05-210.21新しい標本(specimen)を追加。公式は「早期アクセス開始以来、図鑑への初めての大きな追加」と書いている敵の種類が発売時から増えているSteamのお知らせ「A new specimen arrives」
2026-06-110.22切断後に進行中のミッションへ再接続できるように。公開ロビーの見え方を改善発売時は落ちたら復帰できなかったSteamのお知らせ「Regular Update 0.22 is now live」
2026-06-250.23賞金の共有(Bounty sharing)。ミッション終了時に、チームメイトと賞金を分け合える報酬の扱いが個人からチームへ広がったSteamのお知らせ「Regular Update 0.23 is now live」
2026-07-28—ロードマップを正式版(1.0)まで延長。「新しいマップはいつ?」という問い合わせが増えたことへの回答として公表発売時に示されていた計画より先まで伸びたSteamのお知らせ「roadmap extended to Version 1.0」
2026-09-030.24新しいミッション修飾子「Sentry Turret」夏の開発期間を経ての再開後、最初の更新Steamのお知らせ「New mission modifier : Regular Update v0.24」
2026-09-170.25細かい使い勝手の改善。あわせて「次の大型アップデートは10月末」と告知次の節目が公表済みSteamのお知らせ「Small Update 0.25 is live」

いずれも2026年9月24日に https://api.steampowered.com/ISteamNews/GetNewsForApp/v2/?appid=2747330 で取得したものです。同じURLを開けば、この表の日付とバージョンをそのまま確かめられます。上の8件以外にも細かい修正パッチ(0.19.6 / 0.21.4 / 0.22.5 / 0.24.3 など)が挟まっています。

声のやり取りが遊びの中心になった経緯

0.19(2026年4月16日)で近接ボイスチャットと無線が入りました。公式のお知らせは、この更新を「more tension, sometimes chaos, and unforgettable moments」(緊張が増し、ときに混乱し、忘れられない瞬間が生まれる)と説明しています。

距離と壁が効く方式なので、離れると声が届かず、無線に切り替える必要があります。つまりこの作品の協力は、いま「声が届く位置にいるか」を管理する遊びになっています。発売時の紹介記事を読んで買うと、ここが抜け落ちます。

正式版までどのあたりか

バージョンは 0.25 で、1.0には届いていません。2026年7月28日にロードマップが正式版まで延長されたことが公表されており、新しいマップが次の大きな節目になります。直近では9月17日に「次の大型アップデートは10月末」と告知されました。

早期アクセスを選ぶときに見るべきは「未完成かどうか」ではなく「止まっていないか」です。この作品は2026年の3月・4月・5月・6月・7月・9月に更新が入っています。空いているのは8月だけで、その理由は開発元が自分で書いています。9月3日のお知らせに With summer coming to an end, the team is now back after taking some well-deserved time off over the past few weeks(夏が終わり、チームは数週間の休暇から戻ってきた)とあり、止まったのではなく夏季休暇でした。

いま買うか、正式版を待つか

当サイトの判断は「一緒に遊ぶ相手が決まっているなら、いま買ってよい」です。理由は2つあります。

  1. 近接ボイスチャットも再接続も賞金共有も、すでに入っている。協力プレイとして成立する部品は揃っており、「正式版を待つ」ことで得られるのは主に新しいマップです
  2. 価格が¥900と低い(2026年9月24日時点)。正式版で値上げされない保証はありませんが、早期アクセスの価格で先に入れる利点のほうが大きい水準です

逆に、1人で遊ぶつもりなら待つほうが無難です。カテゴリには「シングルプレイヤー」も入っていますが、この11か月に入った更新は近接ボイスチャット・再接続・賞金共有と、どれも複数人の体験を良くするものでした。開発の重心がそちらにあります。

また日本語音声はありません。距離で減衰する声のやり取りが中心の作りなので、英語の音声に抵抗がある場合は、その点を織り込んでください。

よくある質問

日本語に対応していますか?

対応しています。Steamの対応言語欄に日本語が入っています。ただしフル音声の印が付いているのは英語だけなので、字幕とUIが日本語、音声は英語という形になります(2026年9月24日確認)。

何人で遊べますか?

ストアの説明文に「1〜4人協力プレイ対応」と書かれています。

近接ボイスチャットは最初からありましたか?

ありません。2026年4月16日のアップデート0.19で追加されました。早期アクセス開始は2025年10月23日なので、発売から約半年後です。

まだ更新は続いていますか?

続いています。直近は2026年9月17日の0.25で、そのお知らせの中で次の大型アップデートを10月末に予定していると告知されています。なお2026年で更新が無かったのは8月だけで、開発元は9月3日のお知らせで夏季休暇から戻ったと書いています。

ソロでも成立しますか?

Steamのカテゴリには「シングルプレイヤー」も入っています。ただし発売以降に入った主要な更新は複数人向けのものが中心なので、1人で遊ぶ前提なら、正式版まで待って判断するほうが無難です。