『MOUSE:やとわれの探偵』の配信ガイドラインは、公式のどこにも見当たりません。2026年9月24日に、公式サイト・サポートサイト・販売元のサイト・Steamの法的通知の4か所を実際に開いて確認した結果です。
「配信していいですよ」と書いてある場所も、「ダメです」と書いてある場所も無い、というのが現状です。以下はその状態で判断するための材料であって、配信の可否を当サイトが保証するものではありません。
どこを見て「見つからない」と言っているか
| 確認した場所 | 配信に関する記載 | 何があったか |
|---|---|---|
公式サイト https://www.mousethegame.com/ | なし | フッターにあるのは News / Press / Studio / Sign Up / Merch / Buy Now / FAQ / Support と、PlaySideのプライバシーポリシーのみ |
サポート https://playside.helpshift.com/hc/en/ | なし | この作品専用の窓口だが、項目は Account / Game Setup / Cloud Gaming / Controls & Accessibility / General / Gameplay Issues / Technical Issues の7つで、配信の項目が無い |
販売元 https://playsidestudios.com/ | なし | 利用規約(/terms-of-use)と法的情報(/legal)はどちらも404。公開されていない |
Steamの法的通知欄 https://store.steampowered.com/app/2416450/ | なし | 著作権がFumi Gamesにあること、PlaySideが商標であることの表記だけ |
いずれも2026年9月24日に確認しました。
MOUSE:やとわれの探偵 のプレイ画面
MOUSE:やとわれの探偵
1930年代のカートゥーンに着想を得た手描き「ラバーホース」風アニメーションの一人称シューター。私立探偵ジャック・ペッパーとなり、銃火とジャズが響くノワールの街で事件を追います。
判断材料の4項目
| 項目 | 公式が明示しているか | 判断材料 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 収益化してよいか | 明示なし | 許可も禁止も書かれていない。日本の一部メーカー(日本一ソフトウェア・カイロソフト等)のように条件を公表している会社とは違い、PlaySideは方針そのものを出していない | https://playsidestudios.com/(利用規約 https://playsidestudios.com/terms-of-use は404) / https://playside.helpshift.com/hc/en/(2026-09-24確認) |
| ネタバレの範囲 | 明示なし | 配信で映してよい章・伏せるべき結末などの線引きは、どこにも書かれていない | 同上 |
| 素材を使ってよい範囲 | 一部は明示的に配布されている | 公式サイトの「Press」からプレスキット(Google Drive)が公開されている。ただしこれは報道向けの素材配布であって、配信の許諾ではありません | https://www.mousethegame.com/ のPressリンク(2026-09-24確認) |
| 問い合わせ先 | あり | 広報窓口は marketing@playsidestudios.com。技術的な質問はサポートサイト playside.helpshift.com | https://www.mousethegame.com/ / https://store.steampowered.com/app/2416450/ のサポート情報欄(2026-09-24確認) |
ガイドラインが無いとき、何が効いてくるか
「書かれていない=自由」ではありません。著作権はFumi Gamesにあることが、Steamの法的通知欄に明記されています。
そのうえで、実務的に効いてくるのは次の2つです。
- プラットフォーム側の規約。YouTubeやTwitchの規約は、権利者から申し立てがあれば動画を止める仕組みになっています。権利者が方針を出していない場合、申し立てが来るかどうかは事前に分かりません
- 報道向けの素材が公開されていること。プレスキットをGoogle Driveで誰でも取れる形にしているのは、露出を歓迎している側の会社の振る舞いです。許諾の代わりにはなりませんが、判断の材料にはなります
この作品で特に気をつける点
物語の解決そのものが商品です。私立探偵ジャック・ペッパーを主人公にした1930年代カートゥーン風のノワール作品で、Metacriticは80点(PC版)。事件の顛末を最後まで映すことは、この作品の中身をそのまま公開することに近くなります。
ガイドラインが無い状態で全編を配信する場合、「規約違反かどうか」より先に「権利者が嫌がるかどうか」が問題になります。公表された線引きが無いぶん、判断は配信する側に委ねられています。
当サイトの判断
**収益化を伴う配信をこれから始めるなら、marketing@playsidestudios.com に一度問い合わせることを勧めます。**理由は2つです。
- 公式が方針を出していない以上、「許可されている」という根拠を誰も持てない。後から止められたときに示せるものが無くなります
- 問い合わせ先は公開されている。広報窓口のアドレスが公式サイトに出ているので、確認する手段自体はあります
逆に、収益化しない短い紹介やプレイ映像であれば、問い合わせの返事を待つ必要は薄いと考えます。そう考える根拠は2つで、どちらも上で確認した事実です。ひとつはプレスキットを誰でも取得できる形(Google Drive)で公開していること。もうひとつは広報窓口のアドレスを公式サイトに出していることです。露出を増やしたい側の振る舞いであって、紹介目的の映像を問題視する会社の形ではありません。ただしこれは当サイトの見立てであって、公式の見解ではありません。
公開されたら書き換えます
この記事の結論は「2026年9月24日時点で見つからない」というものです。ガイドラインが後から公表されれば、答えは変わります。上の表に確認日を入れているのはそのためです。配信を始める前に、もう一度同じ4か所を見てください。
よくある質問
結局、配信していいのですか?
公式が可否を表明していないので、誰も「いい」とは言えません。当サイトの見立てでは、収益化しない紹介映像のリスクは低く、収益化を伴う長時間の配信は問い合わせてからのほうが安全です。
日本語版のパブリッシャーに聞けばいいですか?
Steamでも日本のPlayStation Storeでも、販売元はPlaySideです(PS Storeのメーカー欄は「PlaySide Studios LTD」・2026年9月24日確認)。開発元はFumi Gamesで、どちらも海外のスタジオです。日本語版を別に扱う国内のパブリッシャーは、この2か所を見るかぎり確認できませんでした。窓口は marketing@playsidestudios.com になります。
プレスキットの画像は使えますか?
公式サイトのPressリンクから誰でもダウンロードできる形で公開されています。ただし配布されていることと、配信での利用が許諾されていることは別です。記事や紹介での使用を想定した素材だと考えてください。
日本語に対応していますか?
対応しています。Steamの対応言語欄に日本語が入っています。ただしフル音声の印が付いているのは英語だけなので、音声は英語、字幕とUIが日本語という形です(2026年9月24日確認)。
他のゲームの配信ガイドラインはどこで見られますか?
メーカーごとに公開場所が違います。当サイトではリ・ストーリーの体験版と配信規約とBills Must Be Paidの配信の扱いでも同じ4か所を見ています。調べる手順はどのタイトルでも同じなので、そちらも参考になります。



