『デヴィエーション・ゲーム』(デヴィエーションゲーム。「デビエーション」と書かれることもあります)は、描き手が秘密のお題を絵にするゲームです。ただし条件があって、人間には伝わるが、AIには当てられない絵でなければいけません。AIが外して人間が1人でも正解すれば人間の勝ち、AIに当てられたら負けです。
結論|買うのは1本、参加者はスマホだけ
ホストがSteam版を1本持っていれば、残りの5人はスマホのブラウザでQRコードを読むだけで参加できます。アプリのインストールもSteamアカウントも不要。集まりの人数が直前に増えても対応できる、数少ない構成です。
特におすすめな人
- 4人以上が同じ場所に集まる
- 全員分のゲームは買いたくない
- 絵が苦手な人が混ざっている
「AIに当てられない絵」を描く、という条件
お題は「ネコ」のような具体物から「資本主義」のような概念まで出ます。描き手はそれを、回答側の人間には伝わるように、しかしAIには見抜かれないように描きます。
ここが面白いところで、雑に描けばAIは外しますが人間も分かりません。丁寧に描けば人間は当てますがAIも当てます。狙うのは「AIが学習していない描き方」という一点になります。うまい絵を描く競争ではないので、絵が苦手な人が不利になりません。
回答側に与えられるヒントは「生き物」「概念」といったカテゴリだけです。全員が正解するとボーナス、全員が外すとAI側にボーナスが入る仕組みなので、分かる人だけ分かる絵は評価されません。
ゲーム画面と基本情報
デヴィエーション・ゲーム
人間には伝わるがAIには当てられない絵を描く、2〜6人のパーティーゲーム。Steam版が1本あれば、参加者はスマホのブラウザから無料で入れる。
何人で遊べるか。デヴィエーションゲームのやり方と、参加者が用意するもの
対応人数は2〜6人で、公式は4人以上を推奨しています。2人でも起動しますが、「人間チーム全員が外す/当てる」というボーナスの駆け引きが薄くなるので、人数が多いほど噛み合う設計です。
「1本で複数人が遊べる」仕組みはSteamに複数あり、本作はその中でも参加のハードルが最も低い部類に入ります。
| 方式 | 買う必要のある本数 | 参加者に必要なもの | 同時に遊べる人数 |
|---|---|---|---|
| 本作のブラウザ参加 | 1本(画面を出す人だけ) | スマホのブラウザだけ。アプリもSteamアカウントも不要 | 2〜6人 |
| フレンドパス | 1本(招く側) | Steamアカウント + 無料の「Friend’s Pass」をインストール | 2人(対応作は2人用が中心) |
| Remote Play Together | 1本(ホスト) | Steamアカウント。スマホから入るならSteam Linkアプリ | 最大4人 |
| ファミリー共有 | 1本 | 同じSteamファミリーへの参加 | 同じ作品を同時には不可 |
出典は各方式のSteam公式説明と、本作のストアページの記載です。参加者側がSteamアカウントすら要らないのは、この4方式の中でブラウザ参加だけです。ゲームに詳しくない人を混ぜる場面では、この差がそのまま出ます。
方式ごとの比較は1本で複数人遊ぶ4つの方法とフレンドパス対応ゲームまとめにまとめてあります。
遊ぶ前に押さえる4つ
ホストの画面を全員で見る
描かれた絵と結果はホストのPC画面に出ます。全員が見える位置にモニターかテレビが要ります
参加はQRかルームコード
スマホでQRを読むか、ブラウザにルームコードを入れる方式。集まりの途中から人を足せます
推奨は4人以上
2人でも成立しますが、全員正解・全員不正解のボーナスが効きにくく、駆け引きが単調になります
描いた絵の扱いを選べる
同意しない限り絵は削除され、AIの学習に使われないと公式が明記しています。研究目的の提供は任意です
必要なスペックと通信
ゲーム基本情報・必要スペック(公式情報)
| OS | 最低 Windows 10 / 推奨 Windows 11 |
|---|---|
| CPU | 最低 Intel Core i5 / 推奨 Core i7 |
| メモリ | 最低 8GB / 推奨 16GB |
| GPU | 必須の記載なし(画面共有や配信をするならグラフィックカード推奨) |
| ストレージ | 記載なし |
| ジャンル | お絵描きパーティー |
|---|---|
| 開発元 | Tomo Kihara / Playfool |
| パブリッシャー | Tomo Kihara / Playfool |
| リリース日 | 2025年12月12日(早期アクセス) |
| 対応言語 | 日本語・英語 |
| Steam評価 | 非常に好評 / 115件中 好評91% |
- ブロードバンド接続が必須(参加者のスマホとの通信にネット接続を使う)
- 重い描画を伴わないため、要求スペックはパーティーゲームとしても低め
- Civic Creative Base Tokyo のアートインキュベーションプログラム由来の作品
出典: Steam公式ストアページ(最低動作環境)。最新の価格・対応状況は各Steamページで確認してください。
グラフィック要件が空欄に近いのは、描画負荷がほとんど無いためです。ノートPCでも動きますが、ブロードバンド接続は必須です。参加者のスマホとやり取りするので、オフラインでは遊べません。
絵が下手でも遊べるのか
遊べます。というより、絵の上手さで勝敗が決まらないように設計されています。
AIは学習済みのデータに近い絵ほど正確に当てます。写実的で整った絵は、AIにとって最も当てやすい絵です。勝つのは「その言葉をこう描くのか」という角度を見つけた人で、線の綺麗さは関係ありません。お絵描きゲームで毎回同じ人が勝つ問題が、仕組みのレベルで潰れています。
こんな人におすすめ / おすすめしない
こんな人におすすめ
- 4〜6人が集まる場がある(人数が多いほど噛み合います)
- 全員のスマホはあるが、全員分のゲームは買いたくない
- お絵描きゲームで絵の上手い人が勝つ構図に飽きている
- AIの得意・不得意を体感してみたい
おすすめしない人
- 2人だけで遊ぶつもり(ボーナスの駆け引きが働かず単調になります)
- 離れた相手と遊びたい(全員が同じ画面を見る前提の設計です)
- 完成品を遊びたい(早期アクセス中で、お題や機能は追加されていく段階です)
離れている友達とは遊べない
見落としやすい制約です。参加はスマホのブラウザからでも、全員がホストの画面を見られる必要があります。 描かれた絵と答え合わせはホストのPC画面にしか出ないためです。
離れた相手と遊びたいなら、通話アプリの画面共有でホスト画面を配信する形になります。公式も「画面共有や配信をするならグラフィックカード推奨」と書いており、その使い方自体は想定されています。ただし遅延と画質の問題が乗るので、同じ部屋にいる場合の快適さとは別物です。
最終判断|『同じ部屋に4人以上』が成立条件
この条件を満たすなら、1本の価格で6人が遊べる構成は他にほとんどありません。逆に、離れて遊ぶ集まりや2人だけの夜には向きません。早期アクセス中なので、お題の数は今後増えていく前提で買うのが妥当です。
よくある質問
デヴィエーションゲームのやり方を、ひととおり教えてください ホストがSteam版を起動して画面を出し、参加者はスマホのブラウザでQRコードを読むかルームコードを入れて入ります。描き手が秘密のお題を絵にし、人間には伝わるがAIには当てられない絵を目指します。AIが外して人間が1人でも正解すれば人間の勝ちです。用意するものはホストのPCと大きめの画面、参加者のスマホだけです。
参加者もゲームを買う必要がありますか? 不要です。ホストがSteam版を1本持っていれば、他の5人はスマホのブラウザから無料で参加できます。
参加者にSteamアカウントは要りますか? 要りません。QRコードを読むか、ルームコードをブラウザに入力するだけです。
日本語で遊べますか? 対応言語は日本語と英語です。開発は日本のクリエイター(Tomo Kihara / Playfool)で、日本語が最初から入っています。
描いた絵はAIの学習に使われますか? 同意しない限り削除され、学習には使われないと公式が明記しています。提供は任意で、ゲーム内で選択できます。






