タイトルからは、AIとドット絵と対戦がどう噛み合っているのか分かりにくいと思います。答えを先に書くと、プレイヤーはモンスターの絵を描くだけで、強さを決めるのはAIです。数値を割り振る場面はありません。
『AIドット絵バトル』は2026年8月21日に出た国産インディーで、開発・販売はMONO ENTERTAINMENTです。
結論:1本で相手を巻き込めるので、誘いやすさが強みです
お絵描きバトルモードは、相手がこのゲームを持っていなくてもローカルまたはRemote Play Togetherで遊べます。Steamレビューは148件・好評143件(96.6%)で、ステータスは「非常に好評」です(2026年10月4日取得)。★4はその実績と、日本語フル音声・1本で2人という構造への評価です。減点の理由は後述するChatGPT依存で、これは仕様として理解してから買うべき点です。
特におすすめな人
- 同じ部屋で家族や友達と短時間で遊べる作品を探している人
- 相手にゲームを買わせずに誘いたい人
- 絵の上手さではなく発想で勝負したい人
いまの価格は920円です。発売記念の割引は終わりました
2026年9月8日時点のSteam価格は920円で、割引はかかっていませんでした。
2026年10月4日に取り直したところ、15%オフの782円になっていました。定価は920円のままなので、下の表は定価で揃えてあります。セールは入れ替わるので、買う直前にストアで見てください。 発売直後の8月下旬は10%オフの828円でしたが、その期間は終了しています。828円という数字を見て来た場合は、当時のセール価格です。
差額は92円だったので、いずれにせよ買うかどうかの判断は変わりません。
無料で遊べるか、体験版はあるか
どちらもありません。ストアに体験版の項目がなく、無料タイトルとしての表示もありません(2026年9月8日確認)。920円を払って買う形だけです。
スマートフォンで遊べるかもよく一緒に調べられていますが、こちらも非対応です。対応OSはWindowsだけで、macOSとLinuxも対象外です。 スマホから参加できるのは、後半で比較している『デヴィエーション・ゲーム』のほうなので、混同しないでください。
スマホ・ブラウザで遊びたい場合
スマホ版とブラウザ版はありません。Steamストアの対応OSの欄はWindowsだけで、macOSとLinuxも入っていません(2026年10月4日にSteam公式のアプリ情報で確認)。ブラウザで動く版も配信されていません。
ただし「PCを持っていない人は諦めるしかない」という話では終わりません。この作品はSteamの機能一覧にRemote Play Togetherが入っていて、Steamのリモートプレイそのものはスマホやタブレットを対象にしています。
Steam公式のリモートプレイのページには、こう書かれています(2026年10月4日取得)。「Steamゲームを、スマホ、タブレット、テレビ、VRや他のPCでプレイしよう」。対応デバイスの一覧も出ていて、「iPhone、iPad、Apple TV、Apple Vision Pro(11.0+)」「Android(5.0以降)スマホ、タブレット、テレビ」が挙がっています。
つまり、自分がPCを持っているなら、PCで動かしているこのゲームをスマホやタブレットの画面に映して操作する道はあります。このやり方の実用性はSteamリモートプレイはスマホで実用になるかにまとめています。
一方で、当サイトが断定しないことが1つあります。Remote Play Togetherで招待する相手が、スマホから参加できるのかです。Steam公式のページは「1人のプレイヤーがゲームをインストール/実行し、最大4人のプレイヤーがすぐに参加して楽しめます」と書いていますが、参加する側のデバイスの条件は書かれていません。当サイトは実機で試していないので、ここは未確認のままにします。
1本のソフトを複数人で遊ぶ方法そのものはSteamで「1本買えば友達も遊べる」方法に4通り整理してあります。
Macで遊びたい場合
Mac版はありませんが、Windows版をMac上で動かす道は残っています。Parallels Desktopの公式ページには「Windows 限定ゲームを含む、数千もの Windows アプリケーションを Mac 上で実行できます」「3D アクセラレーション — DirectX と OpenGL」とあり、対応はDirectX 11までと注記されています(Parallels公式・2026年9月19日確認)。本作のSteam動作環境は「64ビットのWindows 10 / 11」の記載だけで、GPUやDirectXのバージョン指定はありません。要件の上では範囲内ですが、開発元がMacでの動作を保証しているわけではないので、まず14日間の無料トライアルで本作が起動するかを確かめてから買うのが順番です。
何をするゲームなのか
相手のモンスターを見て、それに勝てそうなモンスターをドット絵で描きます。描き終わると、AIが絵の見た目から能力・相性・戦い方を読み取り、勝敗を判定します。返ってくるのは勝敗だけではなく、そのモンスターの名前、特徴、戦いの経過までが文章で出てきます。
ここが普通の対戦ゲームと違う点です。ステータスを振る画面はありません。とがったものを描けばとがったものとして扱われ、丸いものを描けば丸いものとして扱われます。絵の巧拙より、「相手の弱点を突く形とは何か」を考えられるかどうかが勝敗を分けます。
バトルは2種類あります。自由に描いて戦う「通常バトル」と、お題の絵をベースに手を加えて仕上げる「後付けバトル」です。描いたモンスターは図鑑に登録され、6匹のチームを組んで対戦に使えます。
画面で見る
AIドット絵バトル
相手に勝てそうなモンスターをドット絵で描き、AIが見た目から能力と勝敗を判定する対戦ゲーム。その場で交互に描く対戦は、相手がゲームを持っていなくても遊べる。
分割画面で何人まで遊べるのか
ここが本題です。先に結論を書くと、公式に人数の記載はありません。Steamの機能一覧と説明文から読み取れることを整理します。
Steamの機能一覧には「共有/分割画面」と「共有/分割画面でのPvP」の両方が入っています。同じ画面で対戦できるという表示です。一方で説明文にあるお絵描きバトルモードの説明は、「その場で交互にモンスターを描き」という書き方です。二人が同時に別々の画面で操作する形ではなく、順番に描いて渡す形だと読めます。
この読み方が正しければ、成立する遊び方は2人が基本です。当サイトはSteamの記載から「2人」と判断していますが、公式が数字を明示していない以上、3人以上での遊び方が用意されている可能性は否定できません。
遊び方は3つに分かれます
- 同じ部屋にいる / 相手はゲームを持っていない お絵描きバトルモードをローカルで。1本で成立します
- 離れている / 相手はゲームを持っていない お絵描きバトルモードをSteam Remote Play Togetherで。相手はSteamアカウントだけで参加できます
- 離れている / 相手もゲームを持っている チームバトルモードでオンライン対戦。6匹のチームを組んで戦います
この3つ目だけが相手の購入を必要とします。逆に言えば、1つ目と2つ目は1本で完結します。当サイトがSteamの1本を複数人で遊ぶ方法で整理している型のうち、Remote Play Togetherを正面から使う作品です。
買う前にSteamで確認できること、できないこと
| 確認項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 価格 | 920円(定価)。発売記念の10%オフ(828円)は終了 | Steamストア 価格表示(2026-09-08確認) |
| 日本語 | 対応。英語と日本語の2言語のみで、どちらもフル音声対応 | Steamストア 対応言語 |
| 分割画面 | 「共有/分割画面」「共有/分割画面でのPvP」に対応 | Steamストア 機能一覧 |
| 分割画面の人数 | 記載なし。説明文は「その場で交互に描き」とあり、2人が基本と読める | Steamストア 機能一覧・説明文 |
| Remote Play Together | 対応。相手がゲームを持っていなくても参加できる | Steamストア 機能一覧・説明文 |
| オンライン対戦 | チームバトルモード。相手もこのゲームを持っている必要がある | Steamストア 説明文 |
| バトルの種類 | 通常バトル / 後付けバトルの2種類 | Steamストア 説明文 |
| 無料版・体験版 | どちらもなし。買い切りのみ | Steamストア(体験版の項目・無料タイトルの表示ともになし) |
| スマートフォン | 非対応。遊べるのはSteam版(Windows)だけ | Steamストア 対応OS |
| サウンドトラック | 単体販売・DLCの配信なし | Steamストア(DLCの記載なし) |
| モンスターコード | 描いたモンスターを文字列にして受け渡しできる | Steamストア 説明文 |
| 実績 | 18個 | Steam実績 |
| プレイ時間 | 記載なし | Steamストア 説明文 |
| 動作環境 | Windows 10 / 11 の記載のみ。CPU・メモリ・GPUの要件が書かれていない | Steam 動作環境 |
| 対応OS | Windowsのみ。macOS・Linux非対応 | Steamストア 対応OS |
| 外部サービス依存 | OpenAIのChatGPTの機能を使用。サーバー状況で進行が遅くなる場合がある | Steamストア 留意事項 |
| 描いた絵の扱い | AIの学習には使用されない、と明記 | Steamストア 留意事項 |
| レビュー | 148件・好評143件/不評5件。ステータスは「非常に好評」 | Steamレビュー(2026-10-04取得。2026-08-24時点は47件・好評44件の「好評」) |
| 配信 | 許諾なしで配信可能。収益化も可 | Steamストア 動画配信ガイドライン |
ゲーム基本情報・必要スペック(公式情報)
| OS | Windows 10 / 11(macOS・Linux非対応) |
|---|---|
| CPU | 記載なし |
| メモリ | 記載なし |
| GPU | 記載なし |
| ストレージ | 記載なし |
| ジャンル | シミュレーション / インディー |
|---|---|
| 開発元 | MONO ENTERTAINMENT |
| パブリッシャー | MONO ENTERTAINMENT |
| リリース日 | 2026年8月21日 |
| 対応言語 | 英語・日本語(どちらもフル音声) |
| Steam評価 | 148件・好評143/不評5(非常に好評) |
- 動作環境の欄はOS名だけで、CPU・メモリ・GPU・容量のいずれも書かれていません
- 判定はオンラインのAIサービスを介するため、インターネット接続が前提になります
出典: Steam公式ストアページ(最低動作環境)。最新の価格・対応状況は各Steamページで確認してください。
描く道具で体験が変わるか
このゲームで操作するのはモンスターの絵だけで、勝敗はAIが絵の見た目から判定します。つまり入力機器が要るとすれば、パッドではなくペンです。マウスでも問題なく描けますが、細かい線を引く量が多いので、絵を描く道具を持っている人は使ったほうが楽になります。
なお、分割画面の遊び方は「その場で交互に描いて渡す」形なので、2人目のコントローラーは要りません。同じPCの同じ入力機器を順番に使います。
買う前に知っておくべき最大の注意点
ストアページの留意事項に、はっきりと書かれている一文があります。このゲームはOpenAIのChatGPTの機能を使っており、そのサービスに変更があった場合、ゲームのサービスを予告なく停止または終了する可能性がある、という記載です。開発元は「そうなった場合は他のAIサービスを利用しての存続を試みる」とも書いています。
当サイトはこれを、隠された欠陥ではなく誠実な事前告知として受け取っています。同じ構造の作品で告知していないものもある中で、購入前に読める場所に書いてあるのは評価できる点です。
ただし買う側の判断は変わります。このゲームは「買い切りで手元に残る作品」ではありません。外部サービスが前提なので、オフラインでは遊べず、将来遊べなくなる可能性を織り込んだうえで920円を払うことになります。同じ理由で、サーバーが混んでいるときは判定に時間がかかります。
仕様とレビューから言える良い点・弱い点
👍 好評でよく挙がる点
- お絵描きバトルは1本で成立する。相手にゲームを買わせずに誘える
- 日本語がフル音声対応。国内開発なので翻訳の不自然さを心配しなくてよい
- Steamレビュー148件のうち143件が好評(96.6%)で、ステータスは「非常に好評」
- 配信ガイドラインが明示されており、許諾なしの配信・収益化が認められている
- 描いた絵はAIの学習に使われないと明記されている
👀 不評・注意で挙がる点
- ChatGPTの機能に依存しており、サービス終了の可能性がストアに明記されている
- オンライン接続が必須。サーバーの状況で判定が遅くなることがある
- 勝敗を決めるのがAIの解釈なので、納得できない結果は起こりうる
- 分割画面の対応人数が公式に示されていない
- 動作環境がOS名しか書かれておらず、古いPCで動くかを事前に判断できない
編集部の分析まとめ
遊びの構造と価格は分かりやすい一方、「いつまで遊べるか」と「どのPCで動くか」の2点だけが購入前に確定できません。
向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ / おすすめしない
こんな人におすすめ
- 同じ部屋にいる家族や友達と、短時間で盛り上がれる作品を探している人
- 相手にゲームを買わせずに誘いたい人
- 絵の巧拙ではなく発想で勝負する遊びが好きな人
- 配信のネタになる作品を探している人(許諾なしで配信できます)
おすすめしない人
- オフラインで遊びたい人(オンライン接続が前提です)
- 将来にわたって手元に残る買い切り作品を求めている人
- 判定に納得できない場面を許せない人
- 3人以上で同時に遊びたい人(人数が公式に示されていません)
- macOSやLinuxで遊びたい人
当サイトが扱った「1本で複数人」作品との位置関係
| タイトル | 参加側の条件 | 参加方法 | 同時に遊べる人数 |
|---|---|---|---|
| AIドット絵バトル | ゲーム不要 | ローカル / Remote Play Together | 公式の記載なし(2人と読める) |
| デヴィエーション・ゲーム | ゲーム不要 | スマホのブラウザ | 2〜6人 |
| PICO PARK | 全員に必要 | ローカル / オンライン | 2〜8人 |
人数をはっきり求めているなら、同じ「1本で遊べる」型でも『デヴィエーション・ゲーム』のほうが条件を満たします。あちらは参加者がスマホのブラウザから入る方式で、2〜6人と明記されています。『AIドット絵バトル』の強みは人数ではなく、描いたものがそのまま強さになるという遊びの中身のほうにあります。
画面分割そのものの仕組みを知りたい場合は、Steamの画面分割ガイドとオフライン画面分割で遊べるPCゲームを先に読んでおくと、この作品の位置づけが分かりやすくなります。
まとめ:条件によって答えが変わります
同じ部屋にいる相手と2人で遊ぶなら、1本で成立するので買いです。3人以上で同時に遊びたいなら、人数が公式に示されていないので確認が要ります。オフラインで遊びたい、あるいは長く手元に残したいという条件なら向きません。ChatGPTの機能に依存しており、サービス終了の可能性がストアに明記されているためです。価格は920円です(2026年9月8日確認)。発売記念の10%オフは終わっているので、割引を待つ判断も不要になりました。
よくある質問
相手もゲームを買う必要がありますか?
お絵描きバトルモードなら不要です。ローカル、またはSteam Remote Play Togetherで、相手が持っていなくても対戦できます。チームバトルモードでオンライン対戦する場合だけ、相手も購入している必要があります。
分割画面で3人以上遊べますか?
公式に人数の記載がありません。Steamの機能一覧は「共有/分割画面」に対応と示していますが、説明文の書き方は「その場で交互にモンスターを描き」で、2人が基本の形式だと読めます。3人以上を前提に買うなら、ストアのコミュニティハブで確認してください。
無料で遊べますか? 体験版はありますか?
どちらもありません。買い切りの920円のみで、Steamストアに体験版の項目も無料タイトルの表示もありません(2026年9月8日確認)。
スマホで遊べますか?
スマホ版はありません。対応OSはWindowsのみで、macOSとLinuxにも対応していません(2026年10月4日確認)。
ただし道は1つあります。自分がPCを持っているなら、Steamのリモートプレイでそのゲームをスマホやタブレットに映して操作できます。Steam公式のリモートプレイのページに、iPhone・iPad・Android端末が対応デバイスとして挙がっています。詳しくは本文の「スマホ・ブラウザで遊びたい場合」に書きました。
招待される側がスマホから参加できるかは、当サイトでは確認していません。公式ページに参加側のデバイスの条件が書かれていないためです。なお、同じ記事内で比較している『デヴィエーション・ゲーム』は参加者がスマホのブラウザから入る方式ですが、こちらは別の作品です。
モンスターコードとは何ですか?
描いたモンスターを文字列にしたものです。そのコードを入力すると、他の人が描いたモンスターを自分のゲームに呼び出せます。配信ガイドラインでも、生成したモンスターコードの配信・共有が認められています。
サウンドトラックは買えますか?
2026年9月8日時点では、単体販売もDLCの配信もありません。
絵が下手でも遊べますか?
遊べます。AIが判定するのは絵の上手さではなく、描かれたものの見た目から読み取れる能力や相性です。狙いが伝わる形になっていれば通ります。
インターネット接続は必要ですか?
必要です。判定にOpenAIのChatGPTの機能を使う設計なので、オフラインでは遊べません。サーバーの状況によっては、判定に時間がかかる場合があるとストアに書かれています。
将来遊べなくなる可能性はありますか?
ストアページに、その可能性が明記されています。OpenAIのサービスに変更があった場合、予告なく停止または終了する可能性がある、という内容です。開発元は他のAIサービスでの存続を試みるとも書いていますが、保証ではありません。
描いた絵はAIの学習に使われますか?
使われません。ストアページの留意事項に「本ゲームで描いたイラストはAIの学習には使用されません」と明記されています。
配信して大丈夫ですか?
問題ありません。動画配信ガイドラインで、許諾なしの配信と収益化が認められています。生成したモンスターコードの配信・共有も可とされています。








