Steamの要件欄に書かれている基準は2枚です。最低が RTX 2070(8GB) と RX 5700(8GB)、推奨が RTX 3060(12GB) と RX 6600 XT(8GB)。この2組を物差しにして、手持ちのGPUがどこに入るかを並べます。
判定の方法を先に書いておきます。公式が挙げた4枚との世代・クラスの関係と、VRAMの容量で置きました。ベンチマークの実測ではありません。境界に近い行は、実際のフレームレートが設定で前後します。
GPU判定表
| GPU | VRAM | 判定 | 判定の根拠 |
|---|---|---|---|
| Intel Iris Xe / Radeon 780M(内蔵) | 共有メモリ | 最低未満 | 公式が挙げる最低は単体GPUのRTX 2070/RX 5700。内蔵GPUは要件の対象外 |
| GeForce GTX 1650 | 4GB | 最低未満 | 最低基準のVRAM 8GBに対して半分。世代もRTX 2070より前 |
| GeForce GTX 1660 SUPER | 6GB | 最低未満 | VRAMが6GBで基準の8GBに届かない |
| GeForce RTX 2060 | 6GB | 最低未満 | 同世代だがRTX 2070の下位で、VRAMも6GB |
| GeForce RTX 2070 | 8GB | 最低(基準そのもの) | Steamの最低要件に明記されているモデル |
| Radeon RX 5700 | 8GB | 最低(基準そのもの) | Steamの最低要件のAMD側に明記されているモデル |
| GeForce RTX 3060 | 12GB | 推奨(基準そのもの) | Steamの推奨要件に「NVIDIA GeForce RTX 3060 (12 GB)」と明記 |
| Radeon RX 6600 XT | 8GB | 推奨(基準そのもの) | Steamの推奨要件のAMD側に「AMD Radeon RX 6600 XT (8 GB)」と明記 |
| GeForce RTX 3060 Ti | 8GB | 推奨以上 | 推奨に挙がるRTX 3060の上位モデル。VRAMは8GBだがAMD側の推奨も8GB |
| GeForce RTX 4060 | 8GB | 推奨以上 | RTX 3060より後の世代の同クラス。VRAMの扱いはRTX 3060 Tiと同じ |
| Radeon RX 6700 XT | 12GB | 推奨以上 | RX 6600 XTの上位で、VRAMも12GB |
どんなゲームか
「VRAM 12GB必須」という読み方は間違い
推奨欄に RTX 3060 (12 GB) と書かれているので、12GB無いと駄目だと読む人がいます。同じ行のAMD側を見ると RX 6600 XT (8 GB) です。推奨要件のAMD側は8GBなので、12GBが条件ではありません。
RTX 3060 には8GB版も存在しますが、公式がわざわざ (12 GB) と書いているのは、想定しているのが12GB版だという意味です。8GB版のRTX 3060を持っている場合、性能そのものは推奨に近く、VRAMだけがAMD側の推奨と同じ8GB。判定としては「推奨のすぐ下」に置くのが実態に近くなります。
GPUより先にCPUで落ちる人がいる
見落とされやすいのはCPUです。
ゲーム基本情報・必要スペック(公式情報)
| OS | Windows 10 / 11(64bit) |
|---|---|
| CPU | 最低: Ryzen 7 3700X / Core i7-9700K 推奨: Ryzen 7 3800X / Core i7-10700K |
| メモリ | 最低 8GB / 推奨 16GB |
| GPU | 最低: RTX 2070(8GB) / RX 5700(8GB) 推奨: RTX 3060(12GB) / RX 6600 XT(8GB) |
| ストレージ | 50GB(SSD推奨) |
| ジャンル | アクション / FPS |
|---|---|
| 開発元 | Reissad Studio |
| パブリッシャー | Reissad Studio |
| リリース日 | 2024年6月7日 |
| 対応言語 | 日本語対応(音声のフル対応は英語のみ) |
- ネットワークはブロードバンド接続が必須
- カテゴリはマルチプレイヤーとPvPのみ。ソロや協力プレイの表記は無い
- Steamのレビュー総数は50,000件を超える
出典: Steam公式ストアページ(最低動作環境)。最新の価格・対応状況は各Steamページで確認してください。
最低要件のCPUが Ryzen 7 3700X、つまり8コア16スレッドです。最低ラインでこのクラスを要求するタイトルは多くありません。GPUだけ買い替えたPCや、Core i5クラスのまま長く使っているPCでは、GPUが基準を満たしていてもCPU側で条件を外れます。
推奨との差は 3700X → 3800X、9700K → 10700K で、世代としては1つ分です。GPUほど大きな段差ではありません。
メモリは最低8GB・推奨16GBです。8GBでも起動条件は満たしますが、Windowsとブラウザを開いたまま遊ぶ環境では推奨側に寄せたほうが安定します。
表で「最低未満」だった人へ
GPUだけを差し替えるか、PCごと替えるかは、CPUの世代で決まります。上の要件どおり最低でも Ryzen 7 3700X 相当が必要なので、それより古いCPUのPCにGPUだけ足しても、要件表の片方を満たさないままです。
判断の基準は次の2つです。CPUが要件を満たしていてGPUだけが足りないなら、GPUの差し替えで済みます。CPUも足りないなら、電源とマザーボードまで交換範囲が広がるので、本体ごと買い替えたほうが安く終わります。
予算からBTOを見るとき
推奨側を満たす構成を探すなら、条件は「RTX 3060(12GB)相当以上」「Ryzen 7 3800X / Core i7-10700K相当以上」「メモリ16GB」「空き容量50GB」の4つです。この4つを満たす最小構成が、このゲームのために必要な下限になります。
上を狙う理由があるとすれば、Bodycam がPvP専用だからです。競技性のあるFPSはフレームレートがそのまま有利不利になるので、推奨ぴったりよりも一段上を選ぶ意味があります。逆にソロで遊べるモードは無いので、対人戦に興味がなければ性能を積む理由もありません。
買う前に確認しておくこと
こんな人におすすめ / おすすめしない
こんな人におすすめ
- 対人戦のFPSを探している人。カテゴリはマルチプレイヤーとPvPだけで、協力プレイの表記は無い
- 手持ちのGPUが表で『最低』以上に入っていて、CPUも Ryzen 7 3700X 相当以上の人
- HUDや十字線が無い画面設計に興味がある人
おすすめしない人
- ソロで遊びたい人。オフラインで進められるモードの表記が無い
- CPUが要件を下回っていて、当面買い替える予定が無い人
- 画面が揺れる映像で酔いやすい人。ボディカメラ視点を再現するためにカメラの揺れが強い
価格は定価¥3,900で、2026年9月30日に再取得した時点で割引はありません。公開日の2026年9月5日には20%オフがありましたが、終了しています。セールは不定期に入るので、買う直前にストアページで見ておいてください。ストレージは50GBで、追記事項にSSD推奨と書かれています。HDDでも起動条件は満たしますが、対人戦のロード待ちで不利になります。
よくある質問
内蔵GPUでも動きますか?
公式の最低要件に挙がっているのは単体GPUのRTX 2070とRX 5700です。内蔵GPUは要件の対象外なので、動作の見込みはありません。
RTX 3060の8GB版を持っています。推奨を満たしていますか?
公式が書いているのは12GB版です。ただし同じ行のAMD側の推奨がRX 6600 XT(8GB)なので、VRAM 8GBそのものが失格の条件ではありません。推奨のすぐ下として扱うのが実態に近くなります。
日本語で遊べますか?
対応言語に日本語が含まれています。音声のフル対応を示す印が付いているのは英語だけなので、日本語は字幕とインターフェイスの範囲です。
ソロで練習するモードはありますか?
SteamのカテゴリはマルチプレイヤーとオンラインPvPのみで、シングルプレイヤーの表記はありません。対人戦が遊びの中心になります。




