😟 こんなお悩みはありませんか?

  • いいプレイが出たのに録画していなかった
  • 常時録画するとディスクがすぐ埋まる
  • 録画ソフトを調べると有料版ばかり出てくる

✅ この記事で解決できます!

  • 直前の数分をさかのぼって保存する機能が、すでにPCに入っています
  • 常時保存ではなくキーを押した分だけ残るので、容量を食い潰しません
  • NVIDIA・AMD・Intel・Windows標準のどれかで足ります。追加購入は不要です

結論を先に書きます。遡り録画に有料ソフトは要りません。 Windowsに標準で入っている機能か、お使いのGPUのドライバソフトに、同じ機能が最初から含まれています。

「遡り録画」は、常に直前の数分だけを一時的に記録し続けておいて、キーを押した瞬間にその直前ぶんをファイルとして確定させる仕組みです。NVIDIAは「インスタントリプレイ」、Windowsは「直前の記録」という名前で呼んでいます。

問題は、どの手段が自分のPCで使えるのかが分かりにくいことです。検索すると「ShadowPlayの使い方」「OBSでのやり方」のように手段ごとの記事しか出てこず、横に並べて比較したものがありません。まずそこから始めます。

遡り録画4手段の比較

方法必要な環境遡れる時間保存先主な制限
Windows標準
(Xbox Game Bar「直前の記録」)
Windows 10 / 11。どのGPUでも動く既定30秒。設定で最大10分PC > ビデオ > キャプチャエクスプローラー・デスクトップ画面は録画不可。著作権保護コンテンツも不可。Windows 10 は 22H2 以降が必要
NVIDIA
(インスタントリプレイ)
NVIDIA App(旧 GeForce Experience)+ GeForce GPU既定5分。設定で変更可(上限は公式に記載を確認できず)ユーザーの「ビデオ」フォルダ配下。アプリ側で変更可GeForce GPU 専用。デスクトップの録画は別途有効化が必要
AMD
(インスタントリプレイ)
AMD Software: Adrenalin Edition + Radeon GPU15秒〜1200秒(20分)ユーザーの「ビデオ」フォルダ配下。アプリ側で変更可Radeon GPU 専用
IntelIntel Graphics Software / Arc Control + Intel GPU公式に記載を確認できず公式に記載を確認できずキャプチャ機能は Graphics Command Center から Arc Control 側へ移動しており、GPU世代・ドライバ版によって使える機能が異なる

数値は各社のソフトウェアで一般に案内されている設定値です(公式ドキュメントで一次確認できたものに限りません)。確認が取れなかった項目は空欄で埋めず「確認できず」と明記しました。 Intelについては、キャプチャ関連機能の置き場所自体が変わってきた経緯があり、世代によって差が大きいのが実情です。お使いのGPUがIntelなら、下の Windows標準の機能を軸にするのが確実です。

GGSとしての判断

まず Windows標準の「直前の記録」を試してください。 理由は3つあります。

  • GPUを問わず全員が使える。追加インストールが要らない
  • 最大10分は、ゲーム中の「いい場面」を残す用途としては十分に長い
  • うまくいかなかったときに、GPU側の機能へ切り替える判断ができる

そのうえで、次のどれかに当てはまるならGPU側の機能へ移ってください。

こういう人使うべき手段
標準機能だと録画がカクつく・重くなるGPU側(NVIDIA / AMD)。エンコードをGPUに任せられる
20分単位でさかのぼりたいAMD。上限が20分と明記されている
画質やビットレートを細かく詰めたいGPU側
Intel GPU を使っているまず標準機能。Arc Control 側は世代差が大きい

自分のGPUを確認する方法

どの手段が使えるかはGPUで決まります。3秒で確認できます。

  1. Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開く
  2. 「パフォーマンス」タブを開く
  3. 左側の「GPU 0」(複数あれば「GPU 1」も)を見る

表示名で見分けられます。

  • NVIDIA GeForce … NVIDIA
  • AMD Radeon … AMD
  • Intel Arc / Intel UHD Graphics … Intel

ノートPCでは内蔵GPU(Intel)と外付けGPU(NVIDIA)の両方が載っていることがあります。その場合はNVIDIA側の機能が使えます。

Windows標準の「直前の記録」を有効にする

既定では30秒しかさかのぼれません。まずここを伸ばしてください。

  1. Windows キー → 「設定」→ ゲーム → キャプチャ
  2. 「録画したいことが起きたときに記録する」(バックグラウンド記録)をオンにする
  3. すぐ下の「直前の記録の長さ」を変更する。最大10分まで選べます

保存するときは、ゲーム中に Windows + Alt + G を押します。押した時点からさかのぼって、設定した長さぶんが1本のファイルになります。

保存先は PC > ビデオ > キャプチャ です。同じ設定画面から変更できます。

バックグラウンド記録をオンにしている間は、常にディスクへ書き込みが続きます。 容量が少ないドライブだと圧迫されますし、HDDだと書き込みが追いつかずゲーム側がカクつくことがあります。空き容量が心もとない場合は先に整理してください。

うまく保存されないとき

ここに無い症状(音が入らない・勝手に止まる・真っ黒になる)は、ゲームバーで録画できないときの症状別の直し方に設定の場所ごとまとめてあります。

何も保存されない

  • バックグラウンド記録がオフになっている。上の手順2を確認してください
  • ストレージの空き容量が足りない。録画は数分でGB単位になります
  • Windows 10 の場合、22H2 より古い。更新が必要です

画面が真っ暗なファイルになる

  • 著作権保護されたコンテンツ(動画配信サービスなど)は仕様として録画できません
  • ゲームによってはフルスクリーン(排他)モードだと取りこぼすことがあります。ゲーム側の設定をボーダーレスウィンドウに変えると改善する場合があります

録画するとゲームが重くなる

  • 標準機能はCPU側の負担が大きくなる場合があります。GPU側(NVIDIA / AMD)の機能に切り替えるのが最も効きます
  • フレームレートを60fpsから30fpsに下げるだけでも軽くなります
  • 保存先がHDDならSSDに変えると、書き込み待ちによるカクつきが減ります。容量を増やす場合はゲームの容量が足りないときのSSD増設ガイドを参考にしてください

そもそもゲームバーが反応しない

Steamのゲームでは、Steamオーバーレイと競合して反応しないことがあります。ゲームバーが開かない場合は、先にSteamのシェーダー事前読み込みのようなSteam側の設定も含めて確認すると切り分けが早いです。

録画のあと、配信もしたくなったら

遡り録画は「残す」ための機能で、リアルタイムに見せる配信とは別物です。配信まで手を広げるなら、必要な機材は思っているより少なくて済みます。キャプチャボードは不要で、最初に要るのはマイクだけです。

具体的な構成はPCゲーム配信の最小構成にまとめています。

よくある質問

どのキーを押せば保存できますか?

**Windows標準の場合は Windows + Alt + G です。**押した時点からさかのぼって、設定した長さぶんが1本のファイルになります。保存先は PC > ビデオ > キャプチャ で、同じ設定画面から変更できます。

最大どれくらいさかのぼれますか?

手段によって違います。Windows標準は既定30秒で、設定で最大10分まで伸ばせます。AMDは15秒〜1200秒(20分)で、この4手段の中では最も長く残せます。NVIDIAは既定5分で変更もできますが、上限は公式の記載を確認できていません。Intelは遡れる時間そのものが公式に確認できませんでした。

無料でできますか?

できます。有料ソフトは要りません。Windowsに標準で入っている機能か、お使いのGPUのドライバソフトに同じ機能が最初から含まれています。追加の購入もインストールも不要です。

録画したファイルが真っ暗です

2つの原因が考えられます。1つは著作権保護されたコンテンツ(動画配信サービスなど)で、これは仕様として録画できません。もう1つはフルスクリーン(排他)モードで、ゲーム側の設定をボーダーレスウィンドウに変えると改善する場合があります。

録画するとゲームが重くなります

GPU側(NVIDIA / AMD)の機能に切り替えるのが最も効きます。標準機能はCPU側の負担が大きくなる場合があるためです。ほかに、フレームレートを60fpsから30fpsに下げる、保存先をHDDからSSDに変えるという手もあります。バックグラウンド記録をオンにしている間は常にディスクへ書き込みが続くので、空き容量が少ないと書き込みが追いつかずカクつきます。

Intel のGPUを使っています

Windows標準の機能を軸にしてください。Intelはキャプチャ機能の置き場所が Graphics Command Center から Arc Control 側へ移動した経緯があり、世代とドライバ版によって使える機能が違います。遡れる時間も保存先も、公式の記載を確認できませんでした。

まとめ

  • 遡り録画に有料ソフトは不要。標準機能かGPUドライバで足ります
  • まず Windows標準の「直前の記録」を最大10分に伸ばして試す
  • 重い・長さが足りないと感じたらGPU側へ。20分単位で残したいならAMDが明確に有利
  • Intelは公式の記載が確認できず、世代差が大きい。標準機能を軸にするのが無難