「フォートナイトで144fps出したい。グラボは何を買えばいい?」
買う前に確かめることがあります。パフォーマンスモードです。
Epicは公式ブログでこのモードの効果を実測で公開していて、 内蔵GPUのノートPCで24fpsが61fpsになった例を出しています。2.5倍です。
結論:公式推奨のGTX 960は144fpsの基準ではない
まず、Epicが公開している段を整理します。
| 段・モード | GPUの要求 | 解像度・条件 | 公式推奨との差 | 引き換えに失うもの |
|---|---|---|---|---|
| 最小システム要件 | Intel HD 4000 / Radeon Vega 8 | 記載なし | 推奨より下 | 最高設定での動作は難しいと公式が明記 |
| 推奨システム要件 | GTX 960 / R9 280(VRAM 2GB) | 記載なし | 基準 | 記載なし |
| クオリティプリセット「最高」 | RTX 3070 / RX 6700 XT(VRAM 8GB以上) | 記載なし | 推奨より大幅に上 | なし(最高画質) |
| パフォーマンスモード | 専用GPUは必須ではない | 最小システム要件を満たすマシン | 推奨より下でも動く | ビジュアル品質 |
| パフォーマンスモードの実測例1 | Intel UHD Graphics 620(内蔵)/ i5-8265U / 8GB RAM | 720p・高解像度テクスチャ無効・スクワッド | 推奨を満たしていない構成 | 24 FPS → 61 FPS |
| パフォーマンスモードの実測例2 | AMD Radeon HD 8610G(内蔵)/ A10-5745M / 6GB RAM | 720p・高解像度テクスチャ無効・スクワッド | 同上 | 18 FPS → 45 FPS |
出典:Epic Games公式サポート(システム要件) / Epic Games公式ブログ「パフォーマンスモードでPC版のfpsが向上」
読み取れることが2つあります。
ひとつ目。Epicは3段を画質プリセットで分けていて、fpsでは分けていません。 推奨のGTX 960が何fpsを想定した数字なのかは、公式には書かれていません。
ふたつ目。パフォーマンスモードの効果が、公式の実測として出ています。 どちらの例も内蔵GPUで、2.4〜2.5倍になっています。
では、どうするか
- ① パフォーマンスモードを有効にする 設定メニューの「高度なグラフィック」内。切り替えにはゲームの再起動が要る
- ② 高解像度テクスチャを外す Epic Gamesランチャー → ライブラリ → …→ オプション。約14GB減って最終18GB程度になる
- ③ その状態でfpsを測る 平均ではなく1%Lowを見る。144を割っていなければ買い物は不要
- ④ それでも届かない ここで初めてGPUと、GPU使用率の切り分けに進む
①と②はどちらも無料で、元に戻せます。試さずに買うのは順番が逆になります。
パフォーマンスモードで失うもの
公式の説明では、ビジュアル品質と引き換えにメモリ使用量を下げ、CPUとGPUの負荷を軽減する仕組みです。 見た目は確実に落ちます。
ただし競技的に遊ぶ場合、見やすさの面ではむしろ有利になることもあります。 遠くの敵が見つけやすくなる方向に働くためです。
Epicは推奨ハードウェアとして、SSDからの起動と6GB以上のRAMを挙げています。 専用GPUについては「必須ではないが、あったほうが望ましい」という位置づけです。
④まで来たとき
パフォーマンスモードを有効にし、高解像度テクスチャも外し、それでも144に届かない。 ここで初めて買い物の話になります。
その前に、GPU使用率を確かめてください。 90%台に達していないなら、GPUを替えても変わりません。律速はCPU側です。
GPU使用率が張り付いていて、フルHD以下でも届かない。そう判定できた場合だけ次に進みます。
フォートナイトの公式推奨はGTX 960で、現行世代を要求していません。 この帯では、保証つきの中古という選択肢も現実的です。
よくある質問
パフォーマンスモードはどこにありますか? ゲーム内の設定メニューの「高度なグラフィック」の中にあります。 切り替えたあとにゲームを再起動すると有効になります。 いつでも有効・無効を切り替えられます。
パフォーマンスモードで本当にfpsは上がりますか? Epicは公式ブログで実測例を2つ出しています。 内蔵GPUのノートPCで24FPS→61FPS、もう1例が18FPS→45FPSです。 どちらも720p・高解像度テクスチャ無効・スクワッドマッチという条件つきの数字です。
高解像度テクスチャを外すと何が変わりますか? 約14GBの高解像度コンテンツが削除され、最終的なゲームサイズは18GB程度になります。 公式の説明では、設定を下げている、または低解像度でプレイしているプレイヤー向けの選択肢です。
推奨のGTX 960があれば144fps出ますか? 公式は推奨環境が何fpsを想定しているかを公開していません。 Epicは3段を画質プリセットで分けており、フレームレートでは分けていないためです。 推奨を満たすことと144fpsが出ることは、別の話です。
まとめ
- Epicの推奨は GTX 960。144fpsを想定した数字ではない
- 3段は画質プリセットで分かれていて、fpsでは分かれていない
- パフォーマンスモードの効果は公式の実測で 24→61 FPS / 18→45 FPS
- 高解像度テクスチャを外すと約14GB減り、最終18GB程度
- ①②を試してから、GPU使用率を見て買うかを決める