検索して出てくるのが「配信開始しました」という告知記事ばかりで、買う前に知りたいことが載っていない——そういう状態の作品です。
Steam公式のアプリ情報から仕様を取ってきました(2026年8月31日取得)。
レイジーウィッチーズファクトリー — どんなゲームか
Lazy Witch's Factory (レイジーウィッチーズファクトリー)
時間制限に追われながら工場を建てて借金を返す、ランベースのローグライト工場ビルダー。シフトが終わると工場はリセットされ、悪魔との契約でレシピを改竄しながら次のランに知識を持ち越す。MELTCLOCK開発・Phoenixx販売。2026年8月20日に早期アクセス配信開始で、日本語はフル音声。
先に結論:1人用です
ストア表記から確定できること
シングルプレイヤー専用
カテゴリはシングルプレイヤーのみ。協力プレイ・マルチプレイヤーの記載はありません。友達と一緒に工場を作る作品ではありません。
日本語はフル音声まで対応
対応6言語のうち、日本語には音声の印が付いています。インディーでここまで入っているのは珍しい構成です。
動作環境が極端に軽い
最低GPUがGTX 1650、メモリ8GB、容量はわずか3GB。ノートPCでも動く水準です。
「返済期限30分」という設計
公式の短い説明はこうです。「返済期限30分。借金地獄のドタバタ工場ビルダーゲーム。契約でルールを捻じ曲げて、無茶なノルマを乗り切ろう。」
ここが、この作品を他の工場ゲームと分ける点だと当サイトは考えています。
FactorioやSatisfactoryのような従来の工場ゲームは、時間無制限で少しずつ広げていく設計です。一方この作品は1ランが30分で区切られ、工場は毎回リセットされます。残るのは「どの契約を取るか」の判断だけという、ローグライト側に寄った構造になっています。
つまり「工場ゲームは面白そうだけど、何十時間もかけたくない」という人向けです。逆に、巨大な生産ラインを何日もかけて育てたい人には物足りません。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレイ人数 | 1人(シングルプレイヤー専用) |
| 対応言語 | 英語 / 日本語(フル音声) / 中国語(簡体字・繁体字) / 韓国語 / ロシア語(フル音声) |
| ジャンル | カジュアル / インディー / シミュレーション / ストラテジー / 早期アクセス |
| 配信日 | 2026年8月20日 |
| 開発 / 販売 | MELTCLOCK.Inc / Phoenixx Inc. |
| 価格 | ¥1,870(定価。2026年9月8日確認) ※本記事の初出時に載せた¥1,683は、発売記念の10%オフ価格でした |
出典はすべてSteam公式のアプリ情報です。
体験版はあるか、いくらか
検索で一緒に調べられているのが「体験版」と「値段」の2つなので、先に答えます。
体験版は、2026年9月8日時点では配信されていません。ストアページに体験版の項目がありません。 ただし以前は配信されていて、しかも2度の出入りがありました。開発元の告知に経緯が残っています。
| 時期 | 体験版の状態 | 出典 |
|---|---|---|
| 〜2026年6月30日 23:59(日本時間) | 配信中。「108件のレビュー・100%好評」で一度終了 | 2026-06-30 開発元告知 |
| 2026年7月24日〜 | 復活(ver 0.20.0)。期間は「早期アクセス開始の直前まで」と明示 | 2026-07-24 開発元告知 |
| 2026年8月21日〜 | 早期アクセス開始にともない終了。以後は配信なし | 2026-08-04 / 2026-08-21 開発元告知 |
つまり「昔あったはずなのに見つからない」は正しい記憶です。すでに役目を終えて下ろされています。
体験版と、いまの製品版の違い
早期アクセス開始の告知に、体験版から何が増えたかが書かれています。
- スポンサーが2種類追加
- 難易度の高い特別モードを収録
- 返済ボーナスが追加され、取れる戦略の幅が広がった
体験版を遊んで判断を保留していた場合、いま触れるのはこれらを含んだ版になります。
値段
¥1,870です(2026年9月8日確認)。割引はかかっていません。 発売直後は10%オフの¥1,683で、当サイトが最初にこの記事を書いた8月31日はその価格でした。 いまは定価に戻っているので、¥1,683という数字を見かけた場合はセール時のものです。
早期アクセス作品なので、正式リリース時に価格が変わる可能性があります。
動作環境が軽い
| 項目 | 最低 |
|---|---|
| OS | Windows 10 64bit |
| CPU | Intel Core i5-10400F |
| メモリ | 8 GB |
| GPU | GeForce GTX 1650 |
| ストレージ | 3 GB |
容量3GBというのは、いまのPCゲームとしては例外的に小さい部類です。同じ日に当サイトが扱った『鬼武者 Way of the Sword』が50GB必要なのと比べると、規模の違いが分かります。
空き容量やGPUを気にせず試せるのは、この作品の実用的な利点です。
向かない人
大規模な生産ラインを育てたい人には向きません。1ラン30分で工場がリセットされる設計なので、積み上げの快感を求めると噛み合いません。
協力プレイを探している人にも向きません。シングルプレイヤー専用です。友達と一緒に経営したいなら、友達と一緒に経営できるSteamのゲームのほうが目的に合います。
完成した状態で遊びたい人にも向きません。早期アクセス作品で、内容が変わる前提です。
Steamで見るGame Guide Scout の結論
この作品を買っていいのは、「工場ゲームを短時間で回したい人」です。
判断の分かれ目はここだと考えています。
- 1回30分で区切られることを、制約ではなく設計だと受け取れるか — ここが最大の分岐
- 1人で遊ぶ前提でいいか — 協力プレイはありません
- 早期アクセスの変化を楽しめるか — 完成を待つなら見送り
日本語のフル音声が入っている点は、素直に評価できます。インディーで音声まで日本語に対応している作品は多くありません。
なお、同じ「1人でじっくり遊ぶ日本語対応作品」という軸ではほの暮しの庭の記事も書いています。
よくある質問
マルチプレイはできますか?
できません。Steamのカテゴリはシングルプレイヤーのみで、協力プレイ・マルチプレイヤーの記載はありません。
日本語に対応していますか?
対応しています。しかもフル音声の印が付いており、字幕・インターフェイスだけの対応ではありません。
どれくらいのPCが必要ですか?
最低でGTX 1650・メモリ8GB・容量3GBです。現行のPCゲームとしては相当軽い部類で、ノートPCでも動く水準です。
1回のプレイはどれくらいですか?
公式の説明に「返済期限30分」とあります。ただし実際のプレイ時間は当サイトでは未確認です。
体験版はありますか?
ありません。2026年8月21日の早期アクセス開始とともに配信を終えています。それ以前は配信されており、開発元は「108件のレビュー・100%好評」で終了したと告知していました。
いくらですか?
¥1,870です(2026年9月8日確認)。発売直後は10%オフの¥1,683でしたが、いまは定価に戻っています。
完成版はいつですか?
早期アクセス作品ですが、正式リリースの時期は確認できていません。
この記事の数字はどこから取りましたか?
Steam公式のアプリ情報(appdetails API)から2026年8月31日に取得しました。カテゴリ・対応言語・ジャンル・配信日・動作環境・価格はすべてその応答に含まれていた値です。
実際に遊んだ感想は書いていません。当サイトが確定できるのは公表されている仕様までです。




