『ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE』の公式ライセンス品は、HORIの1機種とThrustmasterの2機種(PS版・Xbox版)です。Thrustmasterの2機種は10月2日発売と国内代理店が発表しています。HORIについては後述のとおり、公式の製品ページが日付まで書いていません。汎用のフライトスティック2機種を加えた5機種を、対応機種・国内価格の公表状況・発売日・スロットル方式で一つの表に並べました。

先に言っておくと、スティックが無いと遊べないゲームではありません。シリーズは最初からパッドで完結するように作られていて、パッドで足りる人の条件は割とはっきりしています。そこから読んでください。

パッドで足りる人の条件

エースコンバットの操作は、スティックで機首を向け、トリガーで撃ち、加減速をボタンで刻む、という3系統しかありません。パッドで足りるかどうかは、この3系統のうち加減速を刻む頻度で決まります。

ゲーム側はパッドを公式にサポートしています。Steamのカテゴリ欄に「フルコントローラサポート」「DualSenseコントローラーサポート」「DUALSHOCKコントローラーサポート」の3つが並んでいます(Steam appdetails・appid 2288340。2026年9月28日確認)。手持ちのパッドで始められることは、メーカーの宣伝ではなくストアの表記で確認できます。

こんな人におすすめ / おすすめしない

こんな人におすすめ

  • キャンペーンを一周して、対戦や協力は月に数回
  • テレビの前のソファで遊ぶ(机が無い)
  • PS5・Steam・Xboxのどれで遊ぶか、まだ決めていない
  • ゲーム発売後に、周りの反応を見てから買い足したい

おすすめしない人

  • スロットルを手で握って加減速したい(専用機は加減速がレバー)
  • ドッグファイトで機体を横に滑らせるヨー操作を多用する
  • 『7』をスティックで遊んでいて、手が覚えている
  • Thrustmaster版の振動フィードバックを体験したい

パッドで済ませるなら、PC・Xbox兼用で迷わないのがXboxワイヤレスコントローラーです。PS5で遊ぶならDualSenseがそのまま使えるので、追加で買うものはありません。

機種×プラットフォーム対応表

機種PS5PS4PC(Windows)Xbox Series X|S / One
HORI ACE COMBAT 8 フライトスティック(SPF-034)○○○(Windows 11。SIE非保証)×
Thrustmaster T.Flight Hotas NEO AC8 Edition(PS版)○○○(Windows 10/11)×
Thrustmaster T.Flight Hotas NEO AC8 Edition(Xbox版)××○○
Thrustmaster T.Flight HOTAS One××○○
Logitech G Extreme 3D Pro××○(公式要件はWindows 8/7/Vista表記)×

PS5とXboxの両方をカバーする1機種は存在しません。Thrustmaster NEOは同じ名前でPS版とXbox版が別製品なので、遊ぶハードを先に決めないと買えません。PCだけなら5機種すべてが候補です。

ただし、ハードを友達と揃える必要はありません。Steamのカテゴリ欄に「クロスプラットフォームマルチプレイヤー」があります(2026年9月28日確認)。自分が遊びたいハードを基準にスティックを選べるということなので、この表の制約は「友達が何で遊ぶか」ではなく「自分が何で遊ぶか」だけで 決まります。機種の組み合わせごとの確定状況はエースコンバット8のマルチプレイ人数とクロスプレイの確定情報で追っています。

5機種を横並びで比較(メーカー公式の記載・確認日 2026-09-02)

当サイトは周辺機器の金額を本文に書きません。代わりに「国内価格がメーカーまたは正規代理店から公表されているか」を欄にしました。実際の金額は各リンク先で確認してください。

製品対応プラットフォーム国内価格の公表状況発売日スロットル出典
HORI ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE フライトスティック(SPF-034)PS5 / PS4 / PC(Windows 11)公表済み(自社製品ページに税込の国内価格の表示あり)公式の製品ページは「2026年10月 発売予定」で日付なし。10月2日はHORI公式ストアと小売の表記本体一体。加速レバーと減速レバーを独立配置(着脱なし)HORI製品ページ(2026-10-01に再取得)、HORI公式ストア
Thrustmaster T.Flight Hotas NEO ACE COMBAT 8 Edition(PS版)PS5 / PS4 / PC(Windows 10/11)公表済み(国内正規代理店が市場想定価格を発表)2026年10月2日(代理店発表。GAME Watchなど複数媒体の報道も同日で一致)着脱式スロットル(チルト式ラダーレバーつき)国内正規代理店の発表(2026-08-06)。2026-10-01に当サイトで再確認
Thrustmaster T.Flight Hotas NEO ACE COMBAT 8 Edition(Xbox版)Xbox Series X・S / Xbox One / PC未公表(国内代理店の発表はPS版のみ)。この行は2026-09-02の確認のまま2026年10月2日着脱式スロットル(チルト式ラダーレバーつき)Thrustmaster公式ショップ(2026-09-02)
Thrustmaster T.Flight HOTAS OneXbox Series X・S / Xbox One / PC公表済み(日本語公式ページに表示あり)。この行は2026-09-02の確認のまま(英語公式は生きているが価格はドル表記のみ)記載なし(発売済みの現行品)脱着式スロットル(チルト式ラダーレバーつき)Thrustmaster日本語公式ページ(2026-09-02)
Logitech G Extreme 3D ProPC(公式要件はWindows 8/7/Vista)未公表。国内公式には今も製品ページが無い——logitechg.com の日本語URLは gaming.logicool.co.jp に転送されるが、転送先が404を返す(2026-10-01に確認)記載なし記載なし(製品ページ・仕様・FAQ・導入ガイドの4か所に記述なし)Logitech G米国公式ページ、国内公式の404を2026-10-01に確認

機能の違いは別の表にしました。「記載なし」はメーカーの製品ページ・仕様表・FAQ・取扱説明書を見て、どこにも書かれていなかった項目です。

2026年10月1日に取り直せたのはHORIの製品ページとLogitechの国内ページの有無だけです。Thrustmasterの日本語製品ページはURLをたどれず、この表のThrustmaster3行は2026年9月2日の確認のままです。セルごとに確認日を分けてあります。

製品振動ツイストラダー(グリップのひねり)High-Gボタンツインスティック接続
HORI SPF-034なし(非搭載と明記)記載なしありあり(2台をモジュラーケーブルで接続)USB有線、約3m
Thrustmaster NEO(PS版)あり(グリップ内蔵モーター)あり(Z軸)記載なし記載なしUSB-Cケーブル付属
Thrustmaster NEO(Xbox版)あり(グリップ内蔵モーター)あり(Z軸)記載なし記載なしUSB-Cケーブル付属
Thrustmaster HOTAS One記載なしあり(ロック機構つき)記載なし記載なし記載なし
Logitech G Extreme 3D Pro記載なしあり記載なし記載なしUSBポート

HORIの取扱説明書は画像だけのPDFで機械的に読めなかったので、ツイストラダーは製品ページと公式ストアの記述だけで「記載なし」としています。発売後に実物を触った人の情報で更新します。

HORI版とThrustmaster版の違い

同じ「エースコンバット8公式ライセンス」でも、2社の設計思想は逆を向いています。

2社の違いは4つ

01

スロットルの形

HORIは加速と減速を別々のレバーにして、パッドのボタン操作に近い感触を狙っています。Thrustmasterは1本の着脱式スロットルで、膝の上でも机の上でも使える従来型のHOTASです

02

振動の有無

Thrustmaster NEOはグリップに振動モーターを内蔵し、機関砲・ミサイル着弾・Gを手に伝えます。HORIは振動を非搭載と明記しています

03

ラダーの操作

Thrustmasterはグリップのひねり(Z軸)とスロットルのレバーの2通り。HORIはひねりの記載がなく、ボタン割り当てで対応する形です

04

シリーズ専用の作り込み

HORIはHigh-Gボタンと、2台つないで左右2本のスティックにするツインスティック機能を載せています。ThrustmasterはバンダイナムコがリクエストしたNEO固有の方向ミニスティックを載せています

つまり、パッドの延長で構えたいならHORI、フライトシムの機材として揃えたいならThrustmasterです。どちらが上という話ではなく、加減速を「ボタンで刻む」か「レバーで押し込む」かの好みで決まります。

もう一つの差はPC側の扱いです。HORIはPC(Windows 11)対応をうたいつつ、PC互換についてはSIEの保証外だと製品ページに明記しています。Steam版で遊ぶ予定の人は、この一文を読んだうえで選んでください。

同じ製品なのに国内価格が2通り出回る理由

Thrustmaster NEOは、媒体によって2つの異なる円建て価格が載っています。どちらも間違いではなく、出どころが違います。

  • 1つはThrustmaster本社(フランス)の発表にある希望小売価格で、USD・EUR・GBPと並べて円建ての金額が書かれています
  • もう1つは国内正規代理店の株式会社ゲートが「市場想定価格(税込)」として出した値です

2つの差はちょうど消費税10%ぶんです。本社発表の円建て価格は税抜、国内代理店の発表は税込と読むのが自然で、国内の店頭で見るのは税込の方になります。数字が2つ並んでいても、値上げでも改定でもありません。

価格を見るときの順番
  1. メーカーの発表を見る 税込か税抜か、国内向けか本社向けかを確認
  2. 国内代理店の発表を見る Thrustmasterはゲート、HORIは自社
  3. 販売店の表示を見る 予約特典やポイントで実質が動く
  4. 発売日の前後で見直す 10月2日を境に在庫と価格が動きやすい

汎用スティック(HOTAS One / Extreme 3D Pro)で足りるか

公式ライセンス品でなくても、XInputかDirectInputで動くスティックならPC版では使えます。問題は「使えるか」ではなく「何を諦めるか」です。

遊び方別の向き不向き

用途重視ポイントPS5で遊ぶPCで遊ぶXboxで遊ぶ振動が欲しい出費を抑える
HORI SPF-034 PS5とPCを1台で。振動なし ◎○△△○
Thrustmaster NEO(PS版) PS5とPCを1台で。振動あり ◎◎△◎△
Thrustmaster NEO(Xbox版) XboxとPCを1台で。振動あり △◎◎◎△
Thrustmaster HOTAS One XboxとPC。AC8対応の明記はない △○○△○
Logitech G Extreme 3D Pro PC専用。国内公式の販売なし △○△△◎

T.Flight HOTAS OneはNEOの前世代にあたる汎用機で、Xbox公式ライセンスとPC対応、脱着式スロットル、グリップのひねりとレバーの2通りのラダーを持っています。Thrustmasterの日本語公式ページの対応ゲーム一覧には『ACE COMBAT 7』が載っていますが、『8』は載っていません。発売後に動作報告が出るまでは「たぶん動く」の域を出ないので、Xbox版NEOとの価格差だけで選ぶのはお勧めしません。

Logitech G Extreme 3D Proは米国公式に価格が出ている入門機ですが、日本のLogicool公式サイトには製品ページがなく、国内では並行輸入品が中心です。公式の動作要件がWindows 8/7/Vistaの表記のまま更新されておらず、Windows 11での動作をメーカーが明言していません。ホールセンサーを採用した公式ライセンス2機種と比べると、耐久性も設計世代も一つ前です。まず安く試す用途に限れば候補で、それ以外なら公式ライセンス品を待つ方が後悔しません。

買う前に確認すること(USB接続・Windows 11要件)

先に日付の話をします。ゲームは2026年10月1日、公式ライセンスのスティックは10月2日です。1日ずれているので、発売初日はパッドで遊ぶことになります。これは今日の状態です。

日付の出どころはこうなっています(2026年10月1日に取り直した結果)。

対象日付出どころ
ゲーム(Steam)2026年10月1日Steamのストア表記。同日時点では coming_soon もまだ立っていた
ゲーム(PS5・Xbox)2026年10月2日PS StoreとXbox ストアのリリース日表記がどちらも10/2
Thrustmaster NEO 2機種2026年10月2日国内正規代理店の発表(2026-08-06)。複数媒体の報道も同日
HORI SPF-034「2026年10月 発売予定」(日付なし)HORIの製品ページ。10月2日はHORI公式ストアと小売の表記

HORIの公式ページだけ日付を書いていません。在庫の入り方が店によって動く可能性があるので、 HORI版を狙うなら店頭と公式ストアの表記を自分で見てください。

公式ライセンス3機種はいずれも有線USB接続で、汎用2機種にも無線の記載はありません。無線のパッドと違い、置き場所とケーブルの取り回しが先に問題になります。

購入前チェック
  1. PCで遊ぶなら、先にゲームが動くかを見る 最低要件が Windows 11・メモリ16GB・RTX 2060(6GB)・ストレージ150GB。さらにSSDとハードウェアレイトレーシング対応GPU、Shader Model 6.6以上が必須(2026-09-28確認)
  2. 遊ぶハードを1つ決める PS5とXboxを兼ねる機種はない。ただしクロスプレイ対応なので、友達とハードを揃える必要はない
  3. PCならOSを確認 HORIはWindows 11、NEOは10/11、Extreme 3D Proは明記なし
  4. USB Type-A端子の空き HORIはハード側Type-A。PC前面のUSBが埋まっていないか
  5. 置き場所の幅と奥行き HORIは約23×26cm・1.1kg、HOTAS Oneは約26×27cm・約2.1kg
  6. ケーブル長 HORIは約3m。ソファからテレビまで届くか

机の奥行きが足りないと、スティックを置いた瞬間にキーボードの居場所がなくなります。机の幅と奥行きの目安はゲーミングデスクの幅と奥行きの決め方に、有線パッドが頻繁に切れるときの切り分けはPS5コントローラーがPCで切れるときの対処にまとめてあります。スティックを買ったあとに中心がずれる症状が出たら、コントローラーのドリフトとデッドゾーンの見分け方の手順がそのまま使えます。

GGSの判断: 発売日に買うなら、どれか

条件HORI SPF-034NEO(PS版)NEO(Xbox版)HOTAS OneExtreme 3D Pro
PS5で本編を遊ぶ◎◎×××
Steam版でオンラインを遊ぶ○◎◎○△
Xboxで遊ぶ××◎○×
振動を重視する×◎◎△△
国内価格が確定している機種を選びたい◎◎×○×

推す理由: PS5とPCの両方で使える2機種のうち、発売日に買って後悔しにくいのはThrustmaster NEO(PS版)です。振動・ひねりラダー・着脱式スロットルと、フライトスティックに期待する要素が一通り揃っていて、国内代理店が価格と発売日を公式に出しています。HORI版のほうが安く、High-Gボタンとツインスティックというシリーズ専用の作り込みがある一方、振動が無いことをメーカー自身が明記しています。

注意点: HORIのPC互換はSIEの保証外です。Steam版で遊ぶ人は、発売後の動作報告が出るまで待つ選択もあります。Xbox版NEOは国内代理店の発表がまだ無く、国内価格が確定していません。

もう1つ、ゲーム側の評価が割れています。Steamのレビューは総数4,494件のうち好評が3,323件で73.9%、ステータスは「やや好評」です(2026年10月1日取得)。スティックは1万円を超える買い物なので、ゲームそのものを続けるかが読めないうちは、まずパッドで数時間飛んでから決めるほうが損が小さいです。

データ: 国内価格が公表済みなのはHORI SPF-034(自社製品ページ)とThrustmaster NEO PS版(国内正規代理店の発表)、T.Flight HOTAS One(日本語公式ページ)の3機種。公式ライセンス3機種は有線USB接続。

2026-10-01に取り直した範囲: HORIの製品ページ(価格は税込で公表済み・発売予定日は「2026年10月」で日付なし・型番SPF-034・PS5/PS4/PC Windows 11・付属品にモジュラーケーブル1本)、Logitechの国内ページ(今も404で製品ページが無い)、ゲーム側(レビュー4,494件・好評3,323件で73.9%の「やや好評」・9,790円・DELUXE EDITION 11,990円・PS5とXboxのリリース日表記は10月2日)。

取り直せなかった範囲: Thrustmasterの日本語製品ページ3行は2026-09-02の確認のままです。英語の公式ページは生きていますが価格がドル表記で、日本語ページのURLをたどれませんでした。表のセルごとに確認日を分けてあります。

発売日に買うなら

本編のオンラインモードの人数や、PS5・Steam・Xboxのクロスプレイの確定状況はエースコンバット8のマルチプレイ人数とクロスプレイの確定情報で追っています。

よくある質問

HORI版はSteam版のエースコンバット8で使えますか?

製品ページではPC(Windows 11)対応をうたっていますが、PC互換についてはSIEの保証外だと明記されています。Steam版での動作は発売後の報告を待つのが確実です。

Thrustmaster NEOのPS版をPCで使えますか?

使えます。PS版はPS5・PS4・PC(Windows 10/11)対応で、PCでも動作します。Xbox版もPCに対応しますが、PS5では使えません。

T.Flight HOTAS Oneは『8』に対応していますか?

Thrustmasterの日本語公式ページの対応ゲーム一覧には『ACE COMBAT 7』が載っていますが、『8』はまだ載っていません。XInput対応のスティックとしてPC版で動く可能性は高いものの、メーカーの明記はありません。

同じ製品なのに国内価格が2通り見つかるのはなぜですか?

どちらも公式の値だからです。片方はThrustmaster本社が出した希望小売価格(税抜と読める)、もう片方は国内正規代理店の市場想定価格(税込)で、差は消費税10%ぶんとちょうど一致します。国内の店頭で見るのは税込の方です。